宛先表の移行に関して

宛先表は、「アドレス帳」と名称変更しました。

登録された「人」に紐づいた構成になります。
既存の複合機の短縮番号は、宛先に紐づく登録番号として移行でき、メール送信やファクスなどのアプリ画面のアドレス帳で、宛先を登録番号順に表示できます。
操作・使用に関する変更点と、推奨する設定は次のとおりです。

アドレス帳の表示順が変わります。

宛先表では短縮番号順に表示されていましたが、アドレス帳では、よみがな順に表示されます。よみがなが未登録の場合は、文字コード順になります。
そのため、アドレス帳登録時には、「よみがな」を登録することをお勧めします。

補足
  • 機械管理者モードで[image]>[設定]>[アプリ設定]>[アドレス帳設定]>[登録番号の表示]を[する]に設定している場合、アドレス帳の登録/編集画面で、宛先に紐づく番号を登録できます。番号を登録すると、各アプリで表示するアドレス帳種類を[登録番号付きアドレス帳]にしたときに、登録した番号順に宛先を表示できます。
    本機能は、お使いの機種によっては利用できません。

登録番号がワンタッチボタンと同期します。

既存の複合機では、短縮番号0001がワンタッチボタン001となっていましたが、本機では短縮番号の代わりに、登録番号1-72として宛先登録した番号がワンタッチボタン番号としても登録されます。
既存の複合機での短縮番号は、アドレス帳をインポートすることで登録番号として移行されるため、ワンタッチボタン番号としてもそのまま利用できます。

補足
  • 登録番号とワンタッチボタン番号を同期するには、[image]>[設定]>[アプリ設定]>[アドレス帳設定]>[登録番号の表示]を[する]に設定する必要があります。
    お使いの機種によっては、同期しません。アドレス帳を登録したあと、ワンタッチボタンへ割り付ける設定が必要です。

アドレス帳の検索対象が増えます。

宛先表では、検索属性が宛先名と索引の1文字でしたが、アドレス帳では、表示名、よみがな、姓、名、会社名をキーワードとして検索できます。
アドレス帳の検索を有効に利用するために、検索対象の登録をお勧めします。

既存の複合機から取り出した宛先表CSVをインポートできます。

既存の複合機のインターネットサービスから取り出した宛先表CSVファイルを、本機へ移行できます。

補足
  • 既存の複合機で登録されていた短縮番号やワンタッチボタン番号は、宛先に紐づく番号として登録されます。
    本機能は、お使いの機種によっては利用できません。

Device Setup(デバイス設定ツール)を使って、宛先表の移行および編集ができます。

無償のソフトウェアで、既存の複合機から宛先表のよみがな、姓、名なども編集して移行できます。

初期表示画面にアドレス帳画面を設定できます。

送信先にアドレス帳をよく利用する場合は、[メール送信]、[スキャン送信]、[ファクス]、[インターネットファクス]の初期表示画面にアドレス帳画面を設定できます。