トラブル対処方法

Q1:Windows Server® 2012 R2上でインストールガイドや操作ガイドに記載のアプリケーションを起動するにはどのようにすればよいですか?

【対象環境】ApeosWare Record Link 1.1

A:「Application」というアプリケーションの場合は以下の手順に従って起動してください。

操作ガイド記載の以降のアプリケーションの起動は、以下の手順で行ってください。

  1. [スタート]をクリックします。
  2. 画面の左下隅近くにある下矢印をクリックします。
  3. [アプリ]画面で、[Fuji Xerox]カテゴリー下にある[Application名注1]をクリックします。
  • 注1 Application名は以下のように読み替えてください
  • P135 シナリオ作成時のFormDataEntry Studioの起動
    Application名:Studio
  • P141 シナリオ編集時のFormDataEntry Studioの起動
    Application名:Studio
  • P180 ジョブモニター時のJob Monitorの起動
    Application名:Job Monitor
  • P184 シナリオ/ジョブ/文書削除時のFormDataEntry Studioの起動
    Application名:Studio
  • P184 シナリオ/ジョブ/文書検索時のFormDataEntry Studioの起動
    Application名:Studio
  • P186 文書の状態を確認 / 編集のFormDataEntry Studioの起動
    Application名:Studio
  • P187 文書名変更時でのFormDataEntry Studioの起動
    Application名:Studio
  • P199 FormDataEntryバックアップ時のFormDataEntry Backup Tool の起動
    Application名:Backup Tool
  • P200 FormDataEntryリストア時のFormDataEntry Backup Tool の起動
    Application名:Backup Tool
  • P201 FormDataEntryクリーンアップ時のFormDataEntry Backup Tool の起動
    Application名:Backup Tool

Q2:マニュアルどおりにバックアップおよびリストアを実施してもうまくいかない。

【対象環境】ApeosWare Record Link 1.1

A:マニュアル記載内容(第1版)に誤りがあります。

【誤り箇所】

  1. p192 6.3 台帳データベースをバックアップする
    操作手順1 バックアップの前に、「サービスを停止する」(P.204)の操作をして、サービスを停止します。
  2. p194 6.4 台帳データベースをリストアする
    操作手順1 リストアの前に、「サービスを停止する」(P.204)の操作をしてサービスを停止します。

【注意事項】

誤り箇所1、2ともに「サービスを停止する」(P.204)に記載されている「操作手順4 データベースサービスの[postgresql-x64-9.3]を停止します。」の実施後にバックアップおよびリストアを実施するとデータベースのアクセスに失敗してエラーが発生し、バックアップおよびリストアに失敗します。

正しい手順は、以下の通りです。

操作手順

  1. [コントロールパネル] > [システムとセキュリティ] > [管理ツール] > [サービス]を起動します。
  2. [Fuji Xerox FormDataEntry Job Manager Service]を停止します。
  3. Solution Builder を停止するために、次の操作をします。
    1. [SolutionBuilder Record Link Monitor]を停止します。
    2. [SolutionBuilder Core Service]を停止します。
    3. [World Wide Web Publishing Service]を停止します。

    補足
    [World Wide Web Publishing Service]を停止すると、レコードオペレーターも起動できなくなります。

【補足事項】

データベースのバックアップおよびリストアを実施する前にシステムの操作が行われていないことを確認してください。

クライアントPCの操作が行われていないことの確認方法は以下になります。

[確認方法1]
サーバーPCへのデータベースのアクセスが行われていないことをコマンドプロンプトから確認する。

  • 手順1.コマンドプロンプトを開きし、以下のコマンドを実行する。

    netstat -an | findstr /r "\<[0-9][0-9]*\.[0-9][0-9]*\.[0-9][0-9]*\.[0-9][0-9]*:5432\>"

    C:\Users\Administrator>netstat -an | findstr /r "\<[0-9][0-9]*\.[0-9][0-9]*\.[0-9][0-9]*\.[0-9][0-9]*:5432\>"

  • 手順2.コマンドプロンプトの実行結果の3列目にループバックアドレス以外が表示されているか確認する。

    「127.0.0.1」はループバックアドレスです。

[確認方法2]
サーバーPCへのデータベースのアクセスが行われていないことをpgAdminIIIから確認する。

  • 手順1.pgAdminIIIを起動する。

    [スタート] > [pgAdminIII]

  • 手順2.サーバ「PostgreSQL 9.3」に接続する。
    • 注記 パスワードを入力を求められる場合があります。
  • 手順3.データベース「kksol」を選択し、以下のクエリーを発行する。

    select * from pg_stat_activity;

  • 手順4.クエリー実行結果の「client_addr」にループバックアドレス以外が表示されているか確認する。

    「::1」はループバックアドレスです。