ArcWizShare連携をインストールする際、連携先コンテキストサーバーのアドレスとして、正しいアドレスを指定しても、文書提供者が登録されていない旨のメッセージが表示されて接続テストに失敗します。対処方法を教えてください。(ArcWizShare連携 Ver.1.0.0)

回答

【対象環境】DocuWorks Context Service ArcWizShare連携 Ver.1.0.0 

ArcWizShare連携をインストールする際、連携先コンテキストサーバーのアドレスとして、正しいアドレスを指定しても、文書提供者が登録されていない旨のメッセージが表示されて接続テストに失敗する場合の対処方法について解説します。
1) コンテキストサーバーが正常に稼動しており、サーバーアドレスとユーザー名、パスワードをすべて正しく入力していても、下記のメッセージが表示され接続テストに失敗する場合があります。

メッセージ:

「連携先コンテキストサーバーに文書提供者が登録されていません。連携先コンテキストサーバーに指定の文書提供者が登録されているか確認してください。」

警告メッセージ


このような現象が発生した場合には、以下のような対処方法が考えられます。

【原因 1】
連携先コンテキストサーバーのアドレスにポート番号を指定した場合に現象が発生します。

【対策 1】
接続テストをしないでインストールを完了してください。インストール終了後、連携設定ツールを利用して設定が正しいか確認してください。確認方法は、『DocuWorks Context Service 2.0 サーバーガイド』の「5 DocuWorks Context Service ArcWizShare連携のインストールとアンインストール」の「インストール後の作業」を参照してください。


【原因 2】
Windows® のコンピュータ名を含まないFQDNを連携先コンテキストサーバーのアドレスとして指定した場合、指定した文書提供者のWindows® のアカウント情報を連携先コンテキストサーバーから取得できません。そのため、指定の文書提供者がコンテキストサーバーに登録されているか判定できず、本現象が発生します。

【対策 2】
接続テストをしないでインストールを完了してください。インストール終了後、連携設定ツールを利用して設定が正しいか確認してください。確認方法は、『DocuWorks Context Service 2.0サーバーガイド』の「5 DocuWorks Context Service ArcWizShare連携のインストールとアンインストール」の「インストール後の作業」を参照してください。


【原因 3】
Windows® 2000では、連携先コンテキストサーバーのアドレスとして“localhost”を指定すると、指定した文書提供者のWindows® のアカウント情報を連携先コンテキストサーバーから取得できません。そのため、指定の文書提供者がコンテキストサーバーに登録されているか判定できず、本現象が発生します。

【対策 3】
連携先コンテキストサーバーの接続テストのアドレスとして、適切なFQDN、ホスト名、またはアドレスを指定してください。接続テストのアドレスとして“localhost”は使用しないでください。