言語の選択

使用許諾条件

本ソフトウェア(以下、提供ソフトウェアといいます。)の使用許諾条件は、以下に記載するとおりです。

  1. 提供ソフトウェアの著作権は、富士ゼロックス株式会社(以下、富士ゼロックスといいます。)ならびに原権利者に帰属します。
  2. 提供ソフトウェアは、対応する富士ゼロックス製品(以下、対応製品といいます。)を利用する目的で対応製品を購入した国内においてのみ使用することができます。
  3. 提供ソフトウェアを使用するにあたっては、富士ゼロックスが明示する注意制限事項等(以下、注意制限事項等といいます。)を遵守してください。
  4. 提供ソフトウェアの全部または一部を修正、改変し、またはリバースエンジニアリング、逆コンパイルあるいは逆アセンブル等により解析することを禁止します。
  5. 提供ソフトウェアを通信回線を利用し頒布すること、フロッピーディスク、磁気テープ等の他の媒体に複製し第三者に譲渡、販売、貸与、使用許諾することを禁止します。
  6. 富士ゼロックス、富士ゼロックスの販売会社、特約店および提供ソフトウェアの原権利者は、提供ソフトウェアを注意制限事項等で特定する以外の機器あるいはプログラムと組み合わせること、また提供ソフトウェアを改変することに起因して生じた損害、損失等に関し責任を負うものではありません。
  7. 富士ゼロックス、富士ゼロックスの販売会社、特約店および提供ソフトウェアの原権利者は、提供ソフトウェアに関し何らの保証責任および賠償責任を負うものではありません。

以上


Fuji Xerox ネットワークスキャナ ユーティリティ3 (Ver.1.16.1) 補足情報

 目次

1 前提条件

2 対象H/W製品

3 インストール方法

4 ネットワークスキャナ ユーティリティ3 設置カスタマイズツール

5 ユーティリティ独自の機能と注意/制限事項

6 ターミナルサービス/リモートデスクトップサービスと Citrix Presentation Server™ / Citrix XenApp™ / Citrix Virtual Apps™ に関する注意/制限事項

7 アクセシビリティーに関する注意/制限事項

8 本スキャナードライバーのアプリケーションでの注意/制限事項

9 本ソフトウェアバージョンでの改良点

10 お問い合せ先

 1 前提条件

必要システム構成

対応OS Microsoft® Windows® 7
Microsoft® Windows® 8.1
Microsoft® Windows® 10
Microsoft® Windows Server® 2008
Microsoft® Windows Server® 2008 R2
Microsoft® Windows Server® 2012
Microsoft® Windows Server® 2012 R2
Microsoft® Windows Server® 2016
Microsoft® Windows Server® 2019

最新のOS対応状況につきましては、下記のURLを参照してください
https://www.fujixerox.co.jp/download/defacto/
コンピューター本体 CPUのクロック速度、メモリー等については、OSの推奨システム構成をご確認ください
ディスプレイ 800×600ピクセル以上 256色以上
インストールに必要な空きディスク容量 5MB
必要なソフトウエア Microsoft® Internet Explorer 6.0 Service Pack 1以上

◆ 64-bit editionでは、Windows-on-Windows 64 (WOW64) x86エミュレーション モードで実行されます。

◆ IPv6は、Windows® 2000、Windows® XP以外のOSでサポートしています。

◆ Server Core インストールされたものは対象外です。

◆ [Unicode対応ではないプログラムの言語] の設定が表示言語と異なっている場合、文字化けや、一部動作しないことがあります。

確認手順 (Windows® 7 の場合)

  1. スタートメニューから [コントロール パネル] > [時計、言語、および地域] > [地域と言語] > [管理] タブの順に開く
  2. [Unicode対応ではないプログラムの言語]を探し、設定を確認する

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 2 対象H/W製品

対象となる製品

最新の対象ハードウェア製品名は、インターネットのホームページで提供しております。
URLは[https://www.fujixerox.co.jp/download/scanner/scan3/index.html]です。


ご注意

◆ IPアドレスが設定されている必要があります。

◆ SNMPポートが起動している必要があります。

◆ SOAPポートが起動している必要があります。

◆ WebDAVポートが起動している必要があります。

◆ ネットワークスキャナ ユーティリティ2の対象製品について

ネットワークスキャナ ユーティリティ2の対象H/W製品を、本ユーティリティからご利用になる場合、ネットワークスキャナ ユーティリティ2のバージョン5.6以降をインストールしてください。
本ユーティリティから操作が可能になります。


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 3 インストール方法

ご注意

◆ インストール/アンインストールはAdministratorsグループに属するユーザーのみ実行できます。

◆ バージョンアップされるお客様へ

本ユーティリティのセットアップパッケージをハードディスクへコピーして、ハードディスクからSetup.exeを実行してください。
旧バージョンがインストールされている状態で、CDやDVDからSetup.exeを実行すると、「ディスク1を挿入してください。」のメッセージが表示されてバージョンアップできないことがあります。

◆ スキャナードライバーと親展ボックスビューワー3の両方がインストールされます。

◆ Microsoft® Windows Vista® 以降をご使用のお客様へ

本ユーティリティをインストールすると、[プログラム互換性アシスタント]が表示されることがあります。
この場合、[推奨の設定を使用して再インストールする]をクリックし、再インストールしてください。

◆ Windows Server® 2008/2008 R2をご使用のお客様へ

Windows Server® 2008/2008 R2にネットワークスキャナーユーティリティ3をインストールした場合、デスクトップエクスペリエンス機能もインストールしてください。
デスクトップエクスペリエンス機能をインストールしなかった場合、正しく動作しない恐れがあります。
デスクトップエクスペリエンス機能は、[サーバーマネージャー]を使ってインストールします。
  1. [スタート]メニューの[管理ツール]を開き、[サーバーマネージャー]を起動します。
  2. [機能の概要]にある[機能の追加]をクリックします。
  3. [機能の追加ウィザード]で、[デスクトップエクスペリエンス]にチェックをつけてインストールします。

◆ Windows Server® 2012 以降をご使用のお客様へ

Windows Server® 2012 / 2012 R2にネットワークスキャナーユーティリティ3をインストールした場合、デスクトップエクスペリエンス機能もインストールしてください。
デスクトップエクスペリエンス機能をインストールしなかった場合、正しく動作しない恐れがあります。
デスクトップエクスペリエンス機能は、[サーバーマネージャー]を使ってインストールします。
  1. [管理ツール]を開き、[サーバーマネージャー]を起動します。
  2. [ダッシュボード]の[サーバーマネージャーへようこそ]の[クイックスタート]にある[役割と機能の追加]をクリックします。
  3. [機能の追加ウィザード]で、[機能]の項目まで進みます。
  4. [機能]の中の[ユーザーインターフェイスとインフラストラクチャ]を展開し、[デスクトップエクスペリエンス]にチェックをつけてインストールします。

インストール手順

  1. Setup.exeをダブルクリックなどで実行してください。
  2. インストーラーの画面指示に従って進み、インストールするフォルダー、プログラムフォルダー名を指定してください。
  3. 画面指示に従い進み、[完了]ボタンを押すと完了します。

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 4 ネットワークスキャナ ユーティリティ3 設置カスタマイズツール

ツールの説明

ユーザー用に設定をカスタマイズしたネットワークスキャナ ユーティリティ3のセットアップパッケージを作成するためのツールです。
管理者がこのツールを使ってセットアップパッケージを作成し、ネットワーク上の共有フォルダーなどを利用して配布することで、複数のユーザーに同じ環境を設定できます。

使用方法

弊社複合機に同梱のCD-ROMや弊社ホームページから、ネットワークスキャナ ユーティリティ3のセットアップパッケージを入手してください。
[NSU3]フォルダーにあるMakeNSU3.exeをダブルクリックなどで起動してください。
また、CD-ROMからご使用の場合は、CD-ROMのメニュー画面から起動することもできます。詳しくはCD-ROM内のマニュアルを参照してください。

◆ 本ツールで作成したセットアップ実行ファイルの終了コード

[画面を表示しないでセットアップを実行する]にチェックをつけて作成したセットアップパッケージで、インストールが成功したかどうかを知るためには、別のアプリケーションから起動した際の戻り値を確認してください。

-1WindowsInstallerが起動する前にキャンセルされました。
0インストーラーは正しく終了しました。
1602ユーザーによってインストールがキャンセルされました。
1603インストールが失敗しました。
1605インストールされていないコンピューターに対し、アンインストールは実行できません。
1639コマンドラインの引数が無効です。
3010インストールは正常に終了しましたが、再起動が必要です。

注意・制限事項

◆ 本ツールの実行に必要なフォルダー構成について

このツールは提供されたフォルダー構成以外では動作しませんので、構成を変更しないでください。
[NSU3]フォルダー以下だけではなく、1つ上のフォルダー以下すべてのフォルダーおよびファイルが必要です。

◆ セットアップパッケージのフォルダー構成について

このツールで作成されたフォルダー構成以外では動作しませんので、構成を変更しないでください。

◆ [一般ユーザーによる実行を許可する]で指定する管理者アカウントについて

1文字以上のパスワードを設定していない管理者アカウントを指定した場合、作成したセットアップパッケージを実行すると、エラーになります。
パスワードが設定されている管理者アカウントを指定してください。

◆ [一般ユーザーによる実行を許可する]にチェックをつけて作成したセットアップパッケージについて

Windows Vista®以降でユーザーアカウント制御が有効になっている場合、一般ユーザーが、自分のデスクトップなどにセットアップパッケージを置いて実行すると、エラーが発生する場合があります。
セットアップパッケージを置いたフォルダーのセキュリティの設定で、Usersグループに対して[読み取りと実行]を許可してから、実行しなおしてください。
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 5 ユーティリティ独自の機能と注意/制限事項

全般

◆ 本ユーティリティについて

スキャナードライバーは、スキャナー装置本体の親展ボックスに蓄積されたスキャン画像を、Windows上で稼動するTWAINインターフェースに対応したアプリケーションで読み取るためのドライバーです。
TWAINデータソースとして「FX Network Scanner 3 TWAIN」を選択してください。

親展ボックスビューワー3は、親展ボックスを定期的にアクセスし、新規文書の到着を知らせる親展ボックスユーティリティです。

◆ ネットワークスキャナ ユーティリティ2を使用されているお客様へ

ネットワークスキャナ ユーティリティ2の対象H/W製品を、本ユーティリティからご利用になる場合、ネットワークスキャナ ユーティリティ2のバージョン5.6以降をインストールしてください。
本ユーティリティから操作が可能になります。

◆ スキャナードライバーと親展ボックスビューワー3の同時使用について

同一コンピューター上で、スキャナードライバーと親展ボックスビューワー3を同時に使用したり、スキャナードライバーや親展ボックスビューワー3を同時に複数使用することは出来ません。

◆ 読み取り中に通信の切断が発生したページについて

親展ボックスに蓄積された文書の読み取り中に複合機との通信が切断された場合、読み取ったページが正しく表示できないことがあります。

◆ 認証について

認証運用されているスキャナー装置は、認証が必要になります。
この時、パスワードが設定されていないUser IDを認証情報入力ダイアログに指定すると、正しいUser IDを指定しても、親展ボックスに接続できない場合があります。本体認証で管理している認証情報に、パスワードが設定されていないことが原因ですので、1文字以上のパスワードを設定し、アクセスしなおしてください。
認証情報にASCIIコード範囲外の文字を使用している場合、認証に失敗することがあります。

◆ サイズの大きい画像の親展ボックスビューワーでの取り込みについて

親展ボックスビューワーでカラーページを取り込む際、保存方法を[ビットマップ(*.bmp)]にしているにも関わらず、JPEGファイル(*.jpg)で取り込まれることがあります。
画像サイズが大きすぎて、ビットマップファイル(*.bmp)を作成できないためです。

◆ サイズの大きい画像のTWAIN対応アプリケーションでの読み取りについて

TWAINインターフェースに対応したアプリケーションで画像を読み取る際、画像サイズが大きいと、アプリケーションがメモリーエラーを起こしたり、フリーズ/クラッシュするなどの現象が発生することがあります。
読み取った文書が消失する可能性がありますので、ご使用前にアプリケーションの仕様をご確認の上、制限値を超える原稿の読み取りは行わないでください。
もしくは、親展ボックスビューワーを使用して、画像ファイルとして取り込んでください。

◆ サイズの表示について

リスト表示の[サイズ]には、A4など、定形の用紙サイズだけが表示されて、非定形の用紙サイズは表示されません。
非定形の用紙サイズは、取り込み後の画像ファイルで確認してください。

◆ 設定ファイル等の共有について

「移動ユーザープロファイル」「プロファイルを共有フォルダーなどにリダイレクトした環境」には対応していません。

◆本ユーティリティ起動中の親展ボックスの設定変更について

親展ボックスの[文書取り出し後の削除]の設定は、本ユーティリティを再起動した後で有効になります。

◆SSL/TLS について

Windows® 7・Windows Server® 2008 以前の OS で本ソフトウェアを実行した場合に、SSL/TLS 設定の TLS1.0 以前が無効な複合機との通信に失敗する場合があります。

その場合には以下のいずれかを実施して通信できることをご確認ください。

スキャナーの指定画面

◆ スキャナー装置一覧の表示について

*スキャナー装置一覧の表示が遅い場合は次の1〜5の手順を行ってください。
*スキャナー装置とクライアントコンピューターの間にルーターが存在する場合は、次の1〜4の手順を行ってください。
*スキャナー装置一覧に表示されるスキャナー装置を、任意の装置名に変更したい場合は、次の1〜4の手順を行ってください。
  1. スキャナードライバー(親展ボックスビューワー3)を起動する。
  2. [スキャナーの指定]ダイアログで[検索/表示の設定]ボタンを押下する。
  3. [検索対象の設定]にある[登録したスキャナーを表示する」をチェックする。
  4. 追加ボタンを押下し、任意のスキャナ名と使用したい装置のIPアドレスまたはFQDNを登録する。
  5. [検索するスキャナー]で、[検索しない(登録したスキャナーのみ表示)]を選択する。
本ユーティリティが対象としていない装置のIPアドレスまたはFQDNを登録した場合や、スキャナー装置の電源が入っていない場合でも登録した装置は表示されますが、選択するとエラーメッセージが表示されます。
この場合、IPアドレスまたはFQDNが間違っていないか、あるいはスキャナー装置の電源が切れていないかをご確認ください。
尚、登録した装置がローカルネットワークに存在し、[登録したスキャナーを表示する]をチェックしている場合、登録した装置名で表示されます。

ボックスの指定画面

◆ 複数系統のLANをサポートしたスキャナーの場合

複数系統のLANをサポートし、それぞれのネットワークを経由したアクセスに制限をかけられるスキャナーの場合、「ボックスの指定」画面にアクセスできない親展ボックスが表示されることがあります。
そのときは、本ユーティリティを終了し、お使いのコンピューターを親展ボックスにアクセス可能なネットワークに接続してから、再度親展ボックスにアクセスしてください。

通常画面

◆ 「文書の一時保存先」、「文書の保存先」、「ファイル/フォルダー名への付加」では、以下の文字列は使えません。

\ / : * ? " < > |

◆ 「文書の保存先」の最大パス長について

設定できるパスの最大長は、"c:\"などを含み107byteです。
ドラッグ&ドロップ、コピー&ペーストを使用しない場合は、113byteまで設定できます。

◆ 文書名や相手先に使用されている文字について

お使いのWindowsで表示できない文字が文書名や相手先に含まれていると、文書一覧の「文書名」や「相手先」に正しく表示されません。
また、読み取り設定でファイル名やフォルダー名に文書名や相手先を付加するように設定されている場合、正しく表示できない文字は"_"へ置換されます。
文字によっては"_"に置換できないこともあり、そのような文字コードが含まれている場合は、ファイル/フォルダー名に文書名あるいは相手先が付加されません。

◆ アニメーションによる新着文書通知機能について

Windows(R) 7 / Windows(R) 8 / Windows(R) 8.1 / Windows(R) 10の初期設定では、新着文書をアニメーションで通知する機能が働きません。
有効にするには、Windows(R) 7 / Windows(R) 8 / Windows(R) 8.1 / Windows(R) 10の[タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ]にある、[タスクバーのボタン]で[結合しない]を選択してください。

◆ 文書をコピーした後で[保存設定]を変更した場合の動作について

文書をコピーした後で[詳細設定]画面の[保存設定]を変更した場合、コピー中の文書に変更は反映されません。その状態で文書をペーストした場合、変更前の設定で文書は保存されます。
変更後の設定でペーストしたい場合は、コピーし直してください。

◆ 文書の取り込み中にペーストすることはできません

文書の取り込み画面が表示されている最中に、文書をペーストするとエラーメッセージが表示されます。エラーメッセージを閉じ、文書の取り込みが完了するのを待ってから再度ペーストを行なってください。

◆ 「ファイルの上書き確認ダイアログ」の表示中に、親展ボックスビューワー3を終了した場合の動作について

「ファイルの上書き確認ダイアログ」の表示中に親展ボックスビューワー3を終了した場合、「ファイルの上書き確認ダイアログ」は表示され続けますが、そこで「上書き」を選択しても文書は上書きされません。再度、親展ボックスビューワー3を起動してから、文書を取り込み直してください。
また、親展ボックスビューワー3を終了するときに、「ほかのシステム セマフォを作成できません。」というエラーメッセージが表示されることがあります。その場合には「OK」ボタンを押してエラーメッセージを閉じてください。

◆ コピー&ペースト、ドラッグ&ドロップの場合、文書の取り出しに時間がかかることがあります

文書の保存方法として「ページごとにファイルを作成する」が設定されている場合、ページごとに情報を取得するため、以下の現象が発生することがあります。

◆ 文書の移動操作はサポートしていません

ドラッグ&ドロップで文書を取り込む場合、文書は移動せず常に親展ボックスに残ります。親展ボックス内の不要な文書は手動で削除してください。

◆ 文書のペースト先について

コピーした文書を親展ボックスに貼り付けることはできません。

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 6 ターミナルサービス/リモートデスクトップサービスと Citrix Presentation Server™ / Citrix XenApp™ / Citrix Virtual Apps™ に関する注意/制限事項

必要システム構成

本ソフトウェアは、以下のサーバー環境とクライアント環境の組み合わせで正しく動作します。
(CPUのクロック速度、メモリー等については、OSの推奨システム構成をご確認ください)

◆ターミナルサービス/リモートデスクトップサービス

<サーバー環境>
・Microsoft® Windows Server® 2008で、ターミナルサービスが稼動。
・Microsoft® Windows Server® 2008 R2で、リモートデスクトップサービスが稼動。
・Microsoft® Windows Server® 2012で、リモートデスクトップサービスが稼動。
・Microsoft® Windows Server® 2012 R2で、リモートデスクトップサービスが稼動。
・Microsoft® Windows Server® 2016で、リモートデスクトップサービスが稼動。
・Microsoft® Windows Server® 2019で、リモートデスクトップサービスが稼動。

<クライアント環境>
・Microsoft® Windows® 7/8.1/10でターミナルサービス/リモートデスクトップサービスクライアントがインストールされていること。

◆Citrix Presentation Server™ / Citrix XenApp™ / Citrix Virtual Apps™

<サーバー環境>
Microsoft® Windows Server® 2019で、以下が稼動。
・Citrix Virtual Apps™ 7 1906
・Citrix Virtual Apps™ 7 1903
・Citrix Virtual Apps™ 7 1811
・Citrix Virtual Apps™ 7 1808


Microsoft® Windows Server® 2016で、以下が稼動。
・Citrix Virtual Apps™ 7 1811
・Citrix Virtual Apps™ 7 1808
・Citrix XenApp™ 7.18
・Citrix XenApp™ 7.17
・Citrix XenApp™ 7.16
・Citrix XenApp™ 7.15
・Citrix XenApp™ 7.14
・Citrix XenApp™ 7.13
・Citrix XenApp™ 7.12
・Citrix XenApp™ 7.11


Microsoft® Windows Server® 2012 R2で、以下が稼動。
・Citrix XenApp™ 7.9
・Citrix XenApp™ 7.8
・Citrix XenApp™ 7.7


Microsoft® Windows Server® 2012/2012 R2で、以下が稼動。
・Citrix XenApp™ 7.6
・Citrix XenApp™ 7.5

Microsoft® Windows Server® 2008 R2で、以下が稼動。
・Citrix XenApp™ 7.5
・Citrix XenApp™ 6.5


<クライアント環境>
・Microsoft® Windows® 7/8.1/10でICA®クライアントがインストールされていること。

★ Citrix XenApp™ 7.5以降をご使用のお客様へ

TWAINドライバーを使用するためには、次の設定が必要です。
尚、この設定を行うためにはXenApp™の管理者権限が必要です。
  1. サーバー上でXenApp™の[Citrix Studio]を起動する。
  2. 起動した[Citrix Studio]の左ペインから[ポリシー]を選択する。
  3. 右ペインの[操作]から[ポリシーの作成]をクリックする。
  4. [設定項目]>[クライアントTWAINデバイスリダイレクト]>[選択]をクリックし、[禁止]を選択。設定を完了する。

★ Citrix XenApp™ 6.5をご使用のお客様へ

TWAINドライバーを使用するためには、次の設定が必要です。
尚、この設定を行うためにはXenApp™の管理者権限が必要です。
  1. サーバー上でXenApp™の[管理コンソール]>[Citrix AppCenter]を起動する。
  2. 起動した[Citrix AppCenter]のツリーから[Ctrixリソース]>[XenApp]>[ポリシー]を選択する。
  3. [ユーザー]タブにある[Unfiltered]>[設定]タブを選択する。
  4. 選択した[設定]タブに表示されている[カテゴリー]>[ICA]>[TWAINデバイス]を選択する。
  5. [クライアントTWAINデバイスリダイレクト]の[追加]を選択し[禁止]に設定する。

インストール

・サーバーにインストールすることで、クライアントで使用することができるようになります。
クライアントにインストールする必要はありません。

・インストール/アンインストールはWindowsサーバのコントロールパネルから実施してください。
事情によりICA(またはターミナルサービス/リモートデスクトップサービス)クライアントからアンインストールする場合、事前にコマンド プロンプトからChange User コマンドを実行させ、実行モードを Install (グローバル) モードに切り替えてください。
(マイクロソフト社の技術情報834870参照)。

注意・制限

◆ 同時利用可能ユーザー数について

同時利用可能ユーザー数は、MetaFrame(またはターミナルサービス/リモートデスクトップサービス)サーバのリソースに依存します。
また、同一デバイスへ複数のユーザーが同時にアクセスする場合、デバイスの同時接続最大数に制限されます。

◆ 同一アカウントでのログイン時の使用について

特定のターミナルサーバー(あるいはMetaFrame)やターミナルサービス/リモートデスクトップサービスに対して、複数のPCから同じユーザーアカウントでログインした状態で本ユーティリティをご使用になると、正常に動作しないことがあります。必ず、異なるアカウントでログインして使用してください。

◆ 利用時の権限について

ICA(またはターミナルサービス/リモートデスクトップサービス)クライアントから本ユーティリティを利用する際、グローバル オブジェクト作成権限が無いユーザーが利用すると「権利の確認」ダイアログが表示されます。この場合、以下の回避策を実施してください。
尚、この設定を行うにはAdministratorsの権限が必要です。

【回避策】
[スタート] — [すべてのプログラム] — [管理ツール] — [ローカル セキュリティポリシー]を開き、[セキュリティの設定]\[ローカルポリシー]\[ユーザー権利の割り当て]ツリーにある[グローバル オブジェクトの作成]項目に、ターミナルサービスを利用するグループまたはユーザーを追加する。

◆ TWAIN機能について

TWAIN機能を使用できないアプリケーションがあります。
TWAIN機能を使用できない場合は、アプリケーションメーカーにお問い合わせください。

◆ Windows Server® 2008 以降をご使用のお客様へ

Windows Server® 2008 以降のターミナルサービス/リモートデスクトップサービス環境下でネットワークスキャナ ユーティリティー2をご利用になる場合、サーバーのコントロールパネルにある[ターミナルサーバーへのアプリケーションのインストール]または[リモート デスクトップ サーバーへのアプリケーションのインストール]からインストールしてください。
上記の方法以外でインストールした場合、ネットワークスキャナ ユーティリティ2の対象製品へ接続すると「TWAINインターフェイスが利用できません」というエラーになることがあります。
尚、ネットワークスキャナ ユーティリティ2の対象製品は、装置一覧の画面で装置名の前にアイコンが表示されていない装置のことです。

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 7 アクセシビリティーに関する注意/制限事項

読み上げソフトの仕様による制限事項


・暗証番号を4桁以上入力しても、4つ目以降の*を読み上げないことがあります。

・漢字の読み方が正しくないことがあります。

その他の制限事項


・スキャナードライバーの「画像読み取り中のアニメーション表示」は、本ユーティリティインストール時にスクリーンリーダーが起動している場合を[アニメーションを表示しない]、起動していない場合を[アニメーションを表示する]を初期設定にします。ただし、お使いの環境によっては、正しく判断できない場合がございますので、アニメーション表示の設定を変更してご利用になりたい場合は、スキャナードライバーの設定画面で「読み取り中のアニメーション表示」を手動で変更してください。


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 8 本スキャナードライバーのアプリケーションでの注意/制限事項

これまでに確認されている、アプリケーション別の注意/制限事項を記述します。

富士ゼロックス(株)

◆DocuWorks

・DocuWorksの制限を超えるサイズの画像を読み込むとエラーとなります。詳しくはDocuWorksのヘルプをご覧ください。

◆DocuWorks Ver.6

・長尺原稿を読み取る時、用紙の横幅を基準に定形用紙サイズを決定します。
この定形サイズを基準に長尺原稿を均等に分割し、複数ページの文書に変換します。

・「自動で定形用紙サイズにおさめる」に設定しておくと、意図しない定形用紙サイズが選択される場合があります。
DocuWorks Deskにて、目的に合わせた設定に変更してください。

(例) A4サイズの文書がレターと認識される。
このような場合、DocuWorks Deskで下記の設定を行ってください。
  1. ファイル(F) -> DocuWorks Deskの設定(O)
  2. 「スキャン取り込み」タブを選択
  3. 「自動でイメージのサイズに合わせる(V)」をチェック
・読み取った文書がA3サイズを越えており、A3サイズにおさめたい場合には、DocuWorks Deskで下記の設定を行ってください。
  1. ファイル(F) -> DocuWorks Deskの設定(O)
  2. 「スキャン取り込み」タブを選択
  3. 「スキャンしたイメージがA3を越える時はA3におさまるように縮小する(M)」をチェック
・イメージの寸法で、幅または高さが500mmを超える文書を読み取ると、500mmを超えた部分は表示されません。
A0等の幅、高さともに500mmを超えている原稿の場合、500mm×500mmのサイズで表示されます。
A3サイズを超える大きさの原稿を読み込む場合、次の手順を行ってください。
  1. ファイル(F)>DocuWorks Deskの設定(O)
  2. 「スキャン取り込み」タブを選択
  3. 「スキャンしたイメージがA3を超えるときはA3におさまるように縮小する(M)」をチェック

アドビシステムズ(株)

◆Adobe® Acrobat®

・[ファクス親展受信文書]あるいは[親展ポーリング予約文書]を取り出すと、エラーになることがあります。
この場合、親展ボックスビューワー3にてTIFFファイルで取り出してからAcrobatで開いてください。

・用紙サイズの大きい画像を読み取ると、画像の端がカットされてしまうことがあります。
親展ボックスビューワーを使用して、画像ファイルとして取り込んでください。

・Adobe Acrobat 8.0 以降で、プリセットを使用する、もしくは、カスタムスキャンで[スキャナのネイティブインタフェイスを非表示]を選択すると、画像を読み取ることができません。 カスタムスキャンで、スキャナオプションにある[ユーザインタフェイス]から[スキャナのネイティブインタフェイスを表示]を選択して画像を読み取ってください。

◆Adobe® Acrobat® 7.0

・白黒ページとカラーページが混在していると、連続して読み取れないため、メッセージが表示されます。
メッセージが表示されたら、[OK]ボタンを押して[Acrobat Scan]の画面に戻ってください。この画面で[次へ]ボタンを押すと、前回開いた文書一覧が開きます。

・[通常使うボックスに設定する]機能が自動的に有効になります。
スキャナー装置や親展ボックスを変更したい場合は、[スキャナー選択画面へ]ボタンあるいは[ボックス選択画面へ]を押してください。

・OCR機能を使用しないでください。
ファイルメニューから[PDFの作成(F)]>[スキャナ(S)]を選択し、[スキャナからPDFを作成]画面で[OCRを使用してテキストとして認識(R)]のチェックをはずしてご使用ください。[OCRを使用してテキストとして認識(R)]にチェックをつけたまま読み取りを実施すると正しく文書が取得できない場合があります。

◆Adobe® Acrobat® 6.0

・複数ページ(文書)の一括読み取りはできません。
文書一覧の画面で、[表示]メニューから[ページ表示モード]を選択して、1ページづつ読み取りを行ってください。

・[通常使うボックスに設定する]機能が自動的に有効になります。
スキャナー装置や親展ボックスを変更したい場合は、[スキャナー選択画面へ]ボタンあるいは[ボックス選択画面へ]を押してください。

マイクロソフト(株)

◆Word 2003 / Excel 2003 / PowerPoint 2003 / Publisher 2003

・[文書表示モード]での読み取りを行うと、ページ抜けや文書消失が発生する場合がありますので、必ず[ページ表示モード]で読み取りを行ってください。

・Word 2003 / Excel 2003で読み取りを行うと、画像のサイズが変わる、画像が回転する、カラー画像が変色するなどの現象が発生することがあります。親展ボックスビューワー3で、TIFFやJPEG形式で取り出してから貼り付けを行ってください。


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 9 本ソフトウェアバージョンでの改良点

Ver.1.16.0

・[スタート] メニューの階層を [Fuji Xerox] > [ネットワークスキャナ ユーティリティ3] から [Fuji Xerox ネットワークスキャナ ユーティリティ3] に変更しました。
・読み取った文書の右端に黒いノイズが入ることがある不具合を修正しました。

Ver.1.15.0

・Citrix Virtual Apps™ 7 1903/1906 に対応しました。
・IPv6 を無効にした OS 環境でスキャナーを検索すると、[SNMP 接続の警告] メッセージを表示する不具合を修正しました。

Ver.1.14.5

・Windows Server® 2019に対応しました。
・Citrix XenApp™ 7.15/7.16/7.17/7.18 に対応しました。
・Citrix Virtual Apps™ 7 1808/1811 に対応しました。

Ver.1.14.0

・認証情報の入力を 3 回間違えたときにエラーメッセージを表示する改善を行ないました。
・Citrix XenApp™ 7.12/7.13/7.14 に対応しました。
・注意/制限事項に「複数系統のLANをサポートしたスキャナーの場合」を記載しました。
・注意/制限事項に「SSL/TLS について」を記載しました。

Ver.1.13.3

・複合機本体のカスタム認証に対応しました。

Ver.1.13.1

・Windows Server® 2016に対応しました。
・Citrix XenApp™ 7.7/7.8/7.9/7.11 に対応しました。

Ver.1.13.0

・Citrix XenApp™ 7.6 に対応しました。
・注意/制限事項に「本ユーティリティ起動中の親展ボックスの設定変更について」を記載しました。

Ver.1.12.2

・新しい機種に対応しました。
・Windows® 10に対応しました。

Ver.1.12.1

・新しい機種に対応しました。
・Citrix XenApp™ 7.5 に対応しました。

Ver.1.12.0

・インストーラーが、複数の言語に対応しました。

Ver.1.11.2

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.11.1

・Windows® XP Service Pack 2 において、ネットワークスキャナ ユーティリティ3 設置カスタマイズツールで作成したセットアップパッケージを実行すると、再起動する不具合を修正しました。

Ver.1.11.0

・Windows® 8.1およびWindows Sever® 2012 R2に対応しました。

Ver.1.10.1

・親展ボックスビューワー3にて、ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストでも、文書を取り込めるようになりました。
・親展ボックスビューワー3にて、[詳細設定]画面で[文書の一時保存先]が指定できるようになりました。

Ver.1.9.11

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.9.9

・複合機本体の認証機能拡張に対応しました。
・親展ボックスビューワー3にて、自動保存中にエラーが起きると、自動保存が継続しないことがある不具合を修正しました。

Ver.1.9.6

・Windows® 8およびWindows Sever® 2012に対応しました。

Ver.1.9.4

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.9.0

・TWAINドライバーにて、DLL読み込み時に発生することのある不具合を修正しました。
・新しい機種に対応しました。

Ver.1.8.6

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.8.3

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.8.0

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.7.6

・TWAINドライバーにて、2ページ目以降が読み取れなかったり、読み取った文書が削除されないことがある不具合を修正しました。
・新しい機種に対応しました。

Ver.1.7.3

・Microsoft® Internet Explorerを[オフライン作業]に設定している場合でも、スキャナー装置と通信できるようになりました。

Ver.1.7.0

・Windows® 7およびWindows Sever® 2008 R2に対応しました。
・新しい機種に対応しました。

Ver.1.6.0

・[ページごとにファイルを作成する]を選択すると、作成するファイル形式や圧縮形式が選択できるようになりました。
・新しい機種に対応しました。

Ver.1.5.3

・ネットワークスキャナ ユーティリティ3 設置カスタマイズツールにてセットアップディスクの作成に失敗することがある不具合に対応しました。

Ver.1.5.0

・ネットワークスキャナ ユーティリティ3 設置カスタマイズツール(Ver.1.0.0)を同梱しました。

Ver.1.4.5

・複数の親展ボックスビューワー3にて[文書の保存先]を同じフォルダーに設定した際の不具合を修正しました。

Ver.1.4.0

・新しい機種に対応しました。

Ver.1.2.3

・親展ボックスビューワー3の自動ポーリング中に、「メモリが不足しています。」エラーが出ることがある不具合に対応しました。
・ドメイン環境で、システムエラーが発生することがある不具合に対応しました。

Ver.1.2.0

・Windows Sever® 2008に対応しました。

Ver.1.1.4

・TWAINドライバーにて、ネットワークスキャナ ユーティリティ2対応機器に接続した際、終了時に発生することのある不具合を修正しました。

Ver.1.1.0

・初版リリース

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