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ERP導入の2つの方法:システムを業務に合わせるか、業務をシステムに合わせるか、の2つのアプローチ
ERP(統合基幹システム)を適切に導入し、自社の事業を維持・強化させるためのシステムと業務を整理する方法は大きく2つの方法があります。
製品の持つ標準機能を最大限活かし、カスタマイズを最小限に抑えてERPを導入する方法
導入前業務を継続するために、導入前業務に合わせてERPの機能不足を個別開発する方法
それぞれの特徴は以下の通りです。
| Fit to Standard | Fit & Gap | |
|---|---|---|
| 特徴 |
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| 機能の活用 |
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| バージョンアップ対応コスト |
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| 適しているシステム |
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| 事業の変化への対応 |
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| 市場の変化への対応 |
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| 保守コスト |
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バリューチェーン全体のデータの利活用が容易に可能
導入前の業務に合わせた個別開発を必要とする従来のFit & Gapでは、将来の市場変化や技術の進化に対応したアップグレードによる機能拡張を取り込むことに困難が伴うことが多く発生します。また、個別開発を行うため、当初の計画通りの導入ができなくなるリスクが高くなります。
Fit to Standardであれば、柔軟で効率的なSaaS環境のERPを今後の機能拡張を含めて効果的に活用することができ、生産性の向上、継続的な企業の競争力向上にもつながります。 個別開発に伴う導入計画への影響を抑止することが可能です。
Fit to Standardでの導入を成功裏に導くことは簡単ではありませんが、企業のビジネス環境がオンプレミスからSaaSへの移行が進む中で、Fit to Standardの重要性が増しています。
Fit & Gapの問題点を解決できると期待されているFit to Standardですが、なかなか期待通りの成果を得られないことがあります。期待通りの成果が得られない主な原因は以下の3点です。
- 上流工程での要件定義の不備や検証不足
- 商習慣とERP機能のギャップによる業務遂行への影響
- 業務現場の導入活動への参画不足
これらを回避し、Fit to Standardを成功させるためには、以下の3つのポイントが重要です。

ベンダー任せにせず、ユーザーが現状を見直す意識を持って上流工程から参画し、現状の業務プロセスを可視化し、再構築することが重要です。導入ベンダーの選定においては、該当するERPの実績をよく見極める必要があります。

企業や業界独自の商習慣とERPとのギャップは、アドオン開発ではなく、他のサービス(SaaS/PaaS)やローコード開発で補うことを検討すべきです。多くの企業で共通利用できるテンプレートの利用も検討するとよいでしょう。

業務現場が、現状維持をベースにFit & Gapで考えるのは当然です。この考え方を変革するためには、経営・トップマネジメントが自らの言葉で導入の意義・目的や目標を丁寧に伝え、その達成に向けて導入活動に参画することが重要です。
プロジェクト関係者に変革の必要性を理解してもらい、プロジェクトへの積極的な参加に導くチェンジマネジメントを実施することが必要です。
- グローバルを含む豊富なDynamics 365導入実績
- 組立製造を中心とした製造業に強い
- 豊富なDynamics 365技術者人材
- Dynamics365の約6か月での自社導入を実現(当初のQCD計画通り)
- Microsoft ソリューションパートナー認定(Business Application ) *
- * 2023年
富士フイルムPBCは、2022年、グループでの導入に先駆けて基幹システムをSAPからMicrosoft Dynamics 365に切り替えた際、Fit to Standardで約6カ月という非常に短期間で導入を実現させました。豊富なMicrosoft Dynamics 365導入経験とノウハウを活かして、スピーディな導入をご支援いたします。
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