高校時代から政治経済の授業が好きで、大学では経済学を専攻しました。次第に会社という経済主体の中での動き、つまり経営学に関心が移り、経営学科の教授のゼミに所属して人的資源管理などを学びました。
就職活動では、会社内部の動きを自分の目で見て理解するため、経理・人事・総務といったコーポレート部門を志望。富士フイルムビジネスエキスパートは新卒での入社後、ジョブローテーションによってそれらの部門を幅広く経験でき、まさに自分の志向とマッチしていたことが入社の決め手になりました。
現在は購買エンジニアリング部で予算管理と契約管理を担当しています。大学時代に学んだ知識がベースにあったおかげで、スムーズに業務を身に付けることができました。今では部内の皆さんから相談を受けるなど頼っていただくことも多く、部門を支えているという実感があります。
現在は、年間数億円規模の業務委託案件の契約管理などにも関わっています。これほど大きな案件を若手に任せてもらえるのは、自分から希望すれば挑戦させてくれる社風があるからこそ。また、業務などの改善提案をすると、上司は前向きに話を聞いて後押ししてくれます。必要性を定量化・言語化して提案すれば、きちんと受け入れてくれる環境で、日々やりがいを感じながら働いています。
実は、私が富士フイルムビジネスエキスパートへの入社を決めた理由はもう1つあります。それは、大学時代から続けている趣味のヨットです。
大学時代はヨット部に所属し、仲間とともに2人乗りのヨットに乗っていました。2年生のときには、創部以来の目標だった全日本選手権への出場も果たしました。他大学とごく僅差で競り勝ち、全日本出場権を得たときの感動は忘れられません。自然と対話しながら仲間と繊細なコミュニケーションを取り合うヨットの魅力に没頭した日々でした。
現在は母校のヨット部でコーチもしながら社会人チーム2つに所属し、月5日ほどを海の上で過ごしています。大学時代は2人乗りのヨットに乗っていましたが、社会人チームで乗るのは10人乗りの大型船。当然乗組員の役割も大きく異なり、1つのチームではプロからスキルを学び、もう1つのチームではそこで学んだスキルをメンバーに伝えながら活動しています。
ヨットの最大の魅力は、風の力だけで3トン近い船がスーッと動き出すこと。風上にも進めるので、風さえ吹いていれば世界中どこへでも行ける。その自由さ・気持ちよさと、気の置けない仲間たちとの信頼関係が、社会人になっても続けられている理由です。ヨットに興味がある方は、ぜひ私に声をかけてください(笑)。
これらの活動拠点はすべて神奈川県内にあります。そのため、基本的に転勤がなく神奈川県で働き続けられる現在の環境は、ヨットが生きがいともいえる私にとって非常に魅力的でした。
現在は神奈川県にある富士フイルムグループの寮で暮らしています。家賃は格安で、バイクを使えば会社まで10分という好立地。駐車場も安価に借りることができ、車を持つハードルも低いです。
寮には同期や先輩後輩が多く住んでいて、夜にふらっと集まったり、週末は一緒に出かけたりと、学生時代の延長のような楽しさがあります。また部門でも季節ごとにイベントを開催していて、こうした日々の交流をきっかけに、業務でも協力し合える良好な関係性を作っています。
西湘エリアの魅力は、都心へのアクセスの良さと自然の豊かさの両立です。横浜や東京へ気軽に出かけられる一方、箱根や熱海、富士山方面へも1時間以内。田園風景の中をドライブしたり、温泉街を訪れたり、海の潮風を浴びに行ったり。自然との触れ合いが好きな私にとって、これほど恵まれた環境はありません。
入社前は都心での勤務をイメージしていたので、配属が決まったときは少し驚きもありました。しかし実際に暮らしてみると、人の温かさが心地よく、お互いに支え合う文化が根付いていのだと実感しました。今ではもう東京に戻れないと思うほど、西湘エリアでの生活が気に入っています(笑)。
仕事での成長機会を得ながら、人生を豊かにする趣味も大切にできる。そんな環境がここにはあります。アウトドアが好きな方には、特におすすめしたい働き方です。