先手を打つ「攻め」の購買で、グループの利益向上に貢献しています。
プロフィール
工業高校建築科卒業後、鉄道関連企業にてエキナカ店舗の開発業務に従事。
2016年12月、富士フイルムビジネスエキスパートに入社。
どんな仕事をしていますか?
購買部門で、間接材を扱うバイヤーチームのリーダーを務めています。間接材とは、製品に直接転嫁されない材料や設備のことで、例えば工場の建物、空調設備、水回り、電気設備などが該当します。私のチームは5人で、建物や付帯設備、研究所で使用する実験機器などを担当しています。
購買業務は専門性が高く、かつ短納期で依頼されることも少なくありません。そういった難しい案件に対応するためには、業務を発注するサプライヤーの協力が欠かせません。発注者側として一方的な要求をするのではなく、相手の立場も配慮して、双方の利益を最大化する解決策を見出すことで、サプライヤーとの信頼関係を築くように心がけています。
仕事のやりがい・魅力は?
購買業務の最大の魅力は、会社の損益に直接貢献できることです。適切なコストダウンは利益向上につながり、逆に無駄な支出は利益を減らします。営業部門が売上を通じて利益に貢献するように、購買部門は支出の管理を通じて経営に貢献できます。この点が購買業務ならではのやりがいだと感じています。
もう一つの魅力は、グループ内外のさまざまな人や組織と関わる機会が多いことです。例えば近年行われた新拠点開設プロジェクトでは、計画の初期段階から参画し、富士フイルムの総務部門と協力して業務を進めました。
また、富士フイルムグループ企業の工場改修プロジェクトでは、途中からの参画でしたがコンプライアンス面の懸念事項を指摘し、解決策を提案しました。このような経験を通じて、グループ内の多くの人たちと関われることは大きな喜びです。
職場環境はどんな感じですか?
当社はキャリア採用が非常に多いため、入社後に何か困ったことが起きても、同じような経験を持つ周囲の方に相談しやすい環境があります。また、会社としてもキャリア採用者向けの研修やキャッチアップの仕組みが充実しています。
入社当初は富士フイルム特有の文化や専門用語に戸惑うこともありましたが、周りの社員が丁寧にサポートしてくれました。ベテランの方が工場見学に連れて行ってくれ、生産現場や設備について詳しく説明してくれたこともあります。学びを深める上で大変ありがたく感じた出来事でした。
リモートワークも積極的に活用されており、私も週に2日程度は在宅勤務をしています。こうした柔軟な働き方ができるところも職場の魅力だと感じています。
入社のきっかけは?
前職では14年間同じ仕事を続けておりましたが、さらなる成長を目指し、新しい環境で自分を高めたいという思いから転職を決意しました。
当社を選んだ理由は、シェアードサービス会社として専門性が高く、プロフェッショナルとして成長できると感じたからです。また、多様な商材を扱い、幅広いサプライヤーと取引があることも魅力でした。
面接では、グループ長や部門長、人事マネージャーだけでなく、経営トップと話す機会もありました。一般職の採用でここまで丁寧な面接をする会社は珍しく、この点も入社を決める大きな要因となりました。
入社を考える方へのメッセージをお願いします。
当社には新卒から経験豊富なキャリア採用者まで、幅広いバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境があります。多様な業務と人材がいることが当社の強みであり、そこから学ぶ機会が豊富にあります。
特に、ベテランの方々から学べる機会は貴重です。人との触れ合いを通じて学ぶことの重要性を日々実感しています。前述のようにキャリア採用者へのサポート体制も充実しているので、安心して働き始められます。
加えて、自分の意見や提案を積極的に発信できる環境ですので、一緒に業務改革に取り組みたい方にはぴったりの職場だと思います。ぜひ、私たちと一緒に各分野のプロフェッショナルとして成長していきましょう。
ある1日のスケジュール
- 9:00
出社
- 9:00~9:30
メール、スケジュールチェック(業務タスクの確認)
- 9:30~10:00
庶務(決裁業務、メンバーの勤怠管理など)
- 10:00~11:00
バイヤー業務(見積もり依頼、発注処理など)
- 11:00~12:00
打ち合わせ(グループミーティング、1on1など)
- 12:00~13:00
お昼休み
- 13:00~15:00
打ち合わせ(部外、社外)
- 15:00~16:00
バイヤー業務(見積もり依頼、発注処理など)
- 16:00~18:00
資料作成(業務週報など)
- 18:00
退社