当社は、変化の激しい半導体業界の中でも、従業員が心身ともにいきいきと働ける健康づくりを積極的に推進し、従業員のパフォーマンスを最大限に発揮できる環境づくりに努めてゆくことで、企業としての持続的な発展に繋げていきます。
2024年9月3日
富士フイルム エレクトロニクスマテリアルズ株式会社
代表取締役社長 小林 茂樹
当社は、従業員の健康保持増進を重要な経営課題と位置づけ、健康経営の推進を通じて、従業員の活気と働く意欲を高め、長期的かつ安定したパフォーマンスを実現することを目指しています。
また、これらの活動を通じて、従業員のエンゲージメントを向上させ、組織全体の成長に寄与することを目指します。
健康経営最高責任者を経営トップとした推進体制を構築し、従業員の健康保持・増進に向けて活動する。
| 重点項目 | KPI | 中期目標 2025年度 |
実績 2022年度 |
実績 2023年度 |
実績 2024年度 |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| 生活習慣病対策 | BMI値25以上(比率) | 21% | 25.4% | 25.2% | 26.5% | |
| HbA1c6.0以上(比率) | 6% | 3.8% | 6.3% | 4.8% | ||
| 喫煙対策 | 喫煙率 | 12% | 16.8% | 15.6% | 16.1% | |
| がん対策 | 受診率 | 肺 | 100% | 99.0% | 100.0% | 100.0% |
| 胃 | 100% | 59.6% | 81.4% | 76.1% | ||
| 内視鏡率 | 90%+ | 35.6% | 78.6% | 77.4% | ||
| 大腸 | 100% | 98.1% | 95.2% | 85.2% | ||
| 乳 | 90%+ | 37.1% | 62.7% | 82.5% | ||
| 子宮 | 90%+ | 64.5% | 62.7% | 78.8% | ||
PDF: 128KB
経営課題の解決につながる健康課題を抽出し、期待する効果・健康維持増進に関する具体的な施策を実行することで、健康経営を推進しています。
PDF: 386KB
生活習慣病・がん・新型コロナウイルス感染などの予防や重症化を防ぐためには、健康的な生活習慣を身につけることが重要であることから、2020年に富士フイルムグループ「7つの健康行動」を設定して、グループ従業員に実践を呼びかけています。 そして「7つの健康行動」各項目の実践度を定期的に確認し、グループ全体の健康水準の向上を図っています。

週1回以上、体重をはかる

自分の健診結果を確認する

週1日以上、お酒を飲まない日をつくる

1日6時間以上の睡眠をとる

平均30分/日以上歩く

直近の歩活(あるかつ)にエントリーする

たばこは吸わない
毎年「7つの健康行動」の実施率について、項目ごとに調査を実施しております。
前回の調査結果は下表のとおりとなりました。(回答率:98.1%)
- *1 富士フイルムグループ健康保険組合が開催するウォーキングイベント
チームを組んで平均歩数を競うゲーム感覚のウォーキングイベント「みんなで歩活」を健康保険組合や近隣グループ会社とのコラボ活動として年2回実施しています。普段あまり歩かない層の行動変容や、チーム内で歩数実績などの情報交換が新たなコミュニケーション機会となり、参加者も増加しています。
健康保険組合と連携し、無料のオンライン禁煙プログラム、禁煙パッチ、禁煙ガムの無料配布、禁煙外来、禁煙補助薬の費用補助を行っています。
また、当社独自に卒煙達成者へ卒煙証明書の発行に加え、禁煙啓蒙セミナーなどを通じて卒煙を促すプログラムを会社として推進しています。
メンタル不調者の早期発見・早期治療につなげることを目標に、メンタルヘルス研修を全従業員対象に実施し、基本的な知識を身に付け、自分自身と職場の仲間がメンタル不調になることを未然に防いでいく取り組みを進めています。
また社内イントラ内にメンタルヘルス専用のページを設け、普段の生活の中では気づきにくい、自分のこころや体の変化を把握するのに役立つセルフチェックツールなどを提供しています。
- * 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
- 2025年3月10日
経済産業省と日本健康会議により「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。