AI技術と画像処理技術「Image(イメージ) Organizer(オーガナイザー)」を活用

結婚式で撮影した大量の画像からベストショットを自動で選択・レイアウト

「婚礼アルバム作成アシストソフトウェア」

ニュースリリース

2019年6月14日

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(社長:西村 亨)は、婚礼アルバム作成受託事業者(以下「受託事業者」)向けに、結婚式などで撮影された大量の画像から、富士フイルム独自のAI技術と画像処理技術Image Organizer(以下、「IO」)を活用し、婚礼アルバムに最適な画像の選択とレイアウトを自動で行う「婚礼アルバム作成アシストソフトウェア」(以下、「アシストソフト」)を、新たに開発しました。2019年11月の発売を予定しています。

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婚礼アルバムは一般的に、指輪の交換やケーキカット、スピーチなど定型化されたセレモニーを撮影した画像を、進行順序に沿って配置して作成します。さらに、アルバム用に選択する画像やその画像が最も映えるレイアウトは、多くの場合、撮影場所である結婚式場ごとに数種類の“お手本”となる基本パターンが決められています。
セレモニーごとにベストショットを収めるため、受託事業者のカメラマンが1回の結婚式で撮影する画像は数千枚にのぼります。カメラマンはこの大量の画像から、結婚式で行われる各セレモニーの写真をヌケモレなく抽出し、かつ類似画像やピントがズレている画像などを除外した上で、構図・色・明るさなど客観的な視点で“良い画像”を数百枚ほど抽出します。そして、アルバム作成担当者が式場ごとの基本パターンを参照しながら、アルバムに採用する画像を厳選し、基本パターンと同じ場所にレイアウトする作業を行います。これら一連の作業はほとんどが手作業によるもので、これらの作業の効率化が課題となっていました。

今回当社は、AI技術と「IO」を活用することで、各式場の婚礼アルバムの基本パターンに倣ったアルバムが自動で作成できる「アシストソフト」を開発しました。アシストソフトは、婚礼アルバムの基本パターンのレイアウトや採用される画像の傾向を学習するため、同じ式場で撮影された画像群を読み込ませると、お手本のアルバムと類似したシーンの画像を選択し、レイアウトまで自動で行います。式場やカメラマンごと、あるいはその組み合わせごとに、複数の“お手本”となる婚礼アルバムを学習させることも可能です。さらに、アルバムに採用された画像は、婚礼アルバム向けに最適化された色補正を自動で行うため、美しいアルバムに仕上げることができます。このアシストソフトを利用することで、これまでカメラマンやアルバム作成担当者が手作業で行っていた作業時間を約1/4に削減することができます。

富士フイルムイメージングシステムズは、今後も時代の変化と共に多様化するお客様のニーズにお応えし、便利で付加価値の高い製品・サービスをご提供していきます。

1. 新開発ソフトウェア名

「婚礼アルバム作成アシストソフトウェア」

2. 提供開始

2019年11月(予定)

3. 新ソフトウェアおよびサービスの主な特長

婚礼アルバム作成受託事業者がこれまでに作成した婚礼アルバムを‟お手本”として、アルバムに採用されている画像の傾向やレイアウトを学習したAIが、結婚式の写真群から新たな婚礼アルバムを自動的に作成します。
自動作成後に、アルバム作成者が手動で写真を入れ替えることや、レイアウトを変更することも可能です。

  1. “お手本”のアルバムデータに採用されている画像の被写体・構図・シーンなどを解析。
  2. 新しく撮影された画像群の被写体や構図を解析し、‟お手本”となるアルバムで採用された画像に類似したものを選択。
  3. 選択した各画像を、“お手本”アルバムと同じ位置にレイアウト。
  4. レイアウト後各画像に対し、婚礼アルバム向けに最適化された色補正を自動で行う。

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富士フイルムイメージングシステムズ株式会社 プロ営業部