富士フイルム九州は、富士フイルムが写真フィルムなどで培ってきた生産技術やノウハウを結集して、市場のさまざまな要求に応える高性能・高品質なディスプレイ用材料(光学フィルム)を生産し、国内外の偏光板メーカー、ディスプレイメーカーなどに供給しています。需要の増加などに対応して設備投資・生産能力拡大などを進め、世界トップシェアを誇る富士フイルムのディスプレイ材料における最大の生産拠点となっています。
主な事業内容
富士フイルムのディスプレイ材料の生産

- 偏光板保護フィルム「フジタック」
- 位相差フィルム「V-TAC」「Z-TAC」
富士フイルム九州で生産している「フジタック」、「V-TAC」「Z-TAC」は、偏光板を構成する最重要材料のひとつです。TAC(セルローストリアセテート)を素材として、光学的に歪みがなく、透明性に優れ、薄く均一で耐久性があるなど、優れた特徴を持っています。
「フジタック」は、ディスプレイ用位相差フィルム、表面フィルムの支持体としても使用されています。
関連情報
生産体制
富士フイルムの有する高品質な製品を安定供給する高度な生産技術を基盤とし、さらに進化させ、高い生産性と厳重な品質保証体制を確立。多彩なラインアップで、高品質・高精細なディスプレイ材料を生産・供給しています。

管制室

製品巻取

無人搬送車

品質検査
富士フイルム九州の生産システムの特徴
高生産性 最新鋭設備
世界最高レベルの高生産性を保持しながら安全設計・環境に配慮し、完全循環工場を実現しています。
オンサイトエネルギー供給システム
工場内のエネルギー供給会社から安定したエネルギー(電気・蒸気)を受給するシステムにより、高圧電源における瞬時電圧低下に対応しています。