永井 一成

KAZUNARI NAGAI

永井 一成「数値化できない操作感を具体化し、製品に落とし込む苦労とやりがい。」

DIGITAL CAMERA
2017年入社
理系(工学系)大学院卒

業務内容

感覚的な機能こそ、徹底的に議論して形にする

【写真】永井 一成

UI(ユーザーインターフェイス)の観点から、富士フイルムのデジタルカメラの操作部分を設計から評価まで担当しています。UIとはユーザーが画面機能を使用する際の、操作や仕組みのこと。たとえばデジタルカメラの操作モニタ上でどのように表示をすればユーザーが使いやすいのかを考え、形にしていくのです。最近ではハイエンドモデル「X-T3」のホワイトバランスのロック機能や超高速連写機能のUIに携わりました。

操作感という言葉に表れているように、UIには感覚的な要素が多分にあります。そこで企画の要求を実現する際に非常に重要になるのが、要件を具体化していく作業です。「この機能で本当にやりたいことは何なのか」を突き詰めていくため、開発工程では頻繁に富士フイルムデザインセンターの担当者と打ち合わせを重ねます。そうやって実現した機能をユーザーの方に喜んでいただけるととても嬉しいですし、大きなプロジェクトに大人数で取り組むからこそ、喜びも何倍にもなります。また、開発で携わるメンバーにはカメラ好きが多いので、未来のカメラについて会社の垣根を越えて話すこともあり、それもやりがいにつながっています。

この会社に決めた理由

身につけたUIの知識を活かせる場所が多数

大学では工学の中でもデザイン科学を専攻し、実験心理学についても学んできました。その知識を活かしてUI(ユーザーインターフェイス)やUX(ユーザーエクスペリエンス)の観点から製品の改善や開発を行いたいと思ったことが、この分野を目指そうと思ったきっかけです。特に富士フイルムソフトウエアはカメラや医療機器など、ユーザーに近い製品が多く、UIの知識が役立つ場所も少なくありません。是非それらに携わりたいと思い、入社しました。

実際に入社してみると早い時期から責任ある仕事を任せてもらうことができ、非常にやりがいを感じています。その一方でまだまだミスをしてしまうこともあるのですが、きちんと振り返りを行い、同じ失敗をしないように努力しています。単に思い返すのではなく解決策まで考えることで次の業務につなげるだけでなく、全体に関わることであれば皆に伝え、部署全体のスキルアップにもなるよう心がけています。

メッセージ

仕事に欠かせない対話力を伸ばす機会も

この会社の良さの一つが、プログラミング技術だけでなく、ヒューマンスキルを強化する環境も整っている点。実はこれはエンジニアにとっても非常に大切なことなんです。ソフトウエア制作は一人でコツコツ行うと思っていたのですが、実際には大きなプロジェクトの中でさまざまな部署の人と意見を出し合いながら進めていきます。それが新たなアイデアのヒントになることもあり、話し合いに欠かせないコミュニケーション能力を、私も研修や業務を通じて伸ばすことができました。

また、何か習得したいスキルがあった場合、希望すれば勉強会を開くことも可能です。最近は自ら希望して、機械学習について上司からマンツーマンで教わっています。さらにはグループ会社の垣根を越えて、有志のメンバーで新技術を開発しようといったコラボレーションも行いました。やりたい仕事に取り組むことができ、さらに新たな目標に挑戦できる環境が、ここには整っていると思います。

【写真】仕事風景01
【写真】仕事風景02

一日の業務の流れ

9:00 ~ 9:15

出社、メールチェック、スケジュール確認

9:15 ~ 11:00

ソフト開発(設計)

11:00 ~ 12:00

部署内での打ち合わせ

12:00 ~ 13:00

昼食

13:00 ~ 14:00

富士フイルムデザインセンターと打ち合わせ

14:00 ~ 17:00

リファクタリングプロジェクトの設計

17:00 ~ 17:30

部内で勉強会

17:30 ~ 19:00

リファクタリングプロジェクトの実装

19:00

退社

Our Product

FUJIFILM X-T3

新開発のイメージセンサーと高速画像処理エンジンを搭載した、ミラーレスデジタルカメラ「Xシリーズ」の上位モデル。動体撮影におけるAF性能もアップし、4K/60P 10bitが記録できるなど動画撮影機能も強化している。
このカメラの超高速連写機能/オートホワイトバランスロック機能のUIを担当しました。

【写真】 FUJIFILM X-T3