このニュースリリースは、報道機関向けに発信している情報です。
バイエル薬品株式会社
富士フイルム富山化学株式会社
バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:ハイケ・プリンツ、以下バイエル薬品)と、富士フイルム富山化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岡田淳二、以下富士フイルム富山化学)は、この度、富士フイルム富山化学が保有する、非イオン性尿路・血管造影剤「イオプロミド注」および「イオプロミド注シリンジ」(一般名:イオプロミド注射液)」の製造販売承認をバイエル薬品が承継することに合意しましたので、お知らせいたします。本承継は、バイエルAGと富士フイルム富山化学のライセンス契約の終了に伴うものです。
バイエル薬品と富士フイルム富山化学は、今回の合意に基づき、2021年4月1日に予定する製造販売承認の承継に向け、両社で協力して準備を進めます。承継完了後の販売および情報提供活動は、バイエル薬品が担います。放射線科医や診療放射線技師をはじめとする医療従事者のパートナーとして、引き続き放射線医学分野の発展に寄与してまいります。
対象製品
イオプロミド300注 20mL「FRI」 | イオプロミド300注 シリンジ 50mL「FRI」 |
イオプロミド300注 50mL「FRI」 | イオプロミド300注 シリンジ 80mL「FRI」 |
イオプロミド300注 100mL「FRI」 | イオプロミド300注 シリンジ 100mL「FRI」 |
イオプロミド370注 20mL「FRI」 | イオプロミド370注 シリンジ 50mL「FRI」 |
イオプロミド370注 50mL「FRI」 | イオプロミド370注 シリンジ 80mL「FRI」 |
イオプロミド370注 100mL「FRI」 | イオプロミド370注 シリンジ 100mL「FRI」 |
バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活に貢献しています。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に尽力し、バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は435億ユーロ、従業員数は104,000名(2019年)。設備投資額は29億ユーロ、研究開発費は53億ユーロです。詳細はwww.bayer.com(外部のサイトへ)をご参照ください。
バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器・腎臓領域、オンコロジー領域、眼科領域、婦人科領域、血液領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では、プレナタルサプリメントや美容サプリメント、腟カンジダ抗真菌剤に注力しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.byl.bayer.co.jp/(外部のサイトへ)をご参照ください。
富士フイルム富山化学株式会社
富士フイルム富山化学株式会社は、放射性医薬品および低分子医薬品の研究・開発・製造・販売を行っています。富士フイルムと連携し、アンメットメディカルニーズが高い「がん」「中枢神経疾患」「感染症」領域において、新規の放射性診断薬・治療薬、独自の作用メカニズムを持つ治療薬、必要な量の薬物を必要な部位に必要なタイミングに送達するドラッグ・デリバリー・システム技術を応用した新薬を開発するとともに、富士フイルムの体外診断機器・試薬なども活用し「診断」から「治療」のトータルソリューション展開を拡大させていきます。また、薬剤師の調剤監査業務の支援システム、厳密な温度管理が可能で血液製剤や再生医療に用いる細胞・組織の運搬に適した定温搬送装置の提供による医薬IoTソリューションにも取り組むなど、事業領域の拡充も進めています。
今後、富士フイルム富山化学は、高品質・高付加価値な新薬、医療現場をサポートする製品の開発・提供などを通じて、社会課題を解決し、医療や生活の質のさらなる向上に貢献していきます。
富士フイルム富山化学株式会社の詳細情報は、https://www.fujifilm.com/fftc/jaをご覧ください。
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- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。