コアワクチン*1再接種の指標となる犬・猫用「ワクチン抗体価セット」~ゴールドスタンダード*2と同等の精度を実現し、必要な頻度での接種を後押し~新発売

健康診断と同一検体で検査を実施でき、院内の業務効率化に貢献

ニュースリリース

2020年8月3日

富士フイルムVETシステムズ株式会社(社長:藤原 清隆)は、すべての犬猫に接種すべきとされるコアワクチンに対する抗体価が測定可能な、犬用検査「ワクチン抗体価セット(犬)」と猫用検査「ワクチン抗体価セット(猫)」の受託検査サービスを9月1日より発売いたします。

抗体価検査とは、特定の感染症に対する防御能を調べる検査で、ワクチン再接種の必要性を評価する際の客観的な指標として用いられます。一度の接種で抗体が十分についていなかったり、時間の経過とともに抗体が低下していたりと免疫のつき方には個体差があり、世界小動物獣医師会(WSAVA)の犬と猫のワクチネーションガイドラインでは、抗体価検査を実施して免疫状態を確認し、ワクチン追加接種の必要性を判断することが推奨されています。

今回発売する「ワクチン抗体価セット」は、2020年秋冬の健康診断より、受託検査サービスにおいて他の項目と合わせて同一検体で検査可能となり、採血による動物の負担軽減と病院内での業務効率化により、伴侶動物の健康増進に貢献いたします。また、抗体価検査のゴールドスタンダードとされるウイルス中和試験や赤血球凝集抑制試験に対し、感度・特異度ともに良好な結果が得られており、精度の高い検査を提供いたします。

富士フイルムVETシステムズは今後も、動物医療現場のニーズを的確に捉え、それに応える製品を提供することで、さらなる動物医療の質の向上に貢献していきます。

  • *1 ここではコアワクチンの中で、犬ジステンパーウイルス,犬パルボウイルス,犬アデノウイルス,猫汎白血球減少症ウイルス,猫カリシウイルス,猫ヘルペスウイルスを示します。
  • *2 ゴールドスタンダード:基準となる測定法

1. 検査名
(1)ワクチン抗体価セット(犬):犬のコアワクチンに対する抗体価を測定する検査
(2)ワクチン抗体価セット(猫):猫のコアワクチンに対する抗体価を測定する検査
2. 発売日
2020年9月1日
3. 主な仕様
販売名 ワクチン抗体価セット(犬) ワクチン抗体価セット(猫)
セット内容 犬ジステンパーウイルス(CDV)
犬パルボウイルス(CPV)
犬アデノウイルス(CAV)
猫汎白血球減少症ウイルス(FPV)
猫カリシウイルス(FCV)
猫ヘルペスウイルス(FHV)
対象検体 血清、ヘパリン血漿
検体量 0.1ml
測定方法 蛍光免疫測定法
報告形式 各感染症に対し、以下の3段階で判定
  • 低抗体価
  • 中等度抗体価
  • 高抗体価
報告日数 2営業日以内*3
  • *3 健康診断セットにオプション追加いただいた場合は、全ての項目を測定後、まとめて報告いたします。

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