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ニュースリリース

2021年8月24日

富士フイルムの内視鏡洗浄消毒システムENDOSTREAM
内視鏡洗浄消毒機「ESR-110」新発売

洗浄消毒工程をLEDインジケータ―で通知し作業のワークフローを向上

このニュースリリースは、報道機関向けに発信している情報です。

1. 販売名、発売日
一般的名称 : 軟性内視鏡用洗浄消毒器
販売名 : 内視鏡洗浄消毒機 ESR-110
認証番号 : 303AABZX00043000
発売日 : 2021年8月24日

2. 主な特長
(1)各工程の進捗状況を離れた場所からでも視認できる「LEDインジケータ―」
各工程の進捗状況を離れた場所からでも視認できる「LEDインジケータ―」 内視鏡検査数の多い施設では複数の洗浄消毒機を並行稼働させるとともに、次の検査に使用する内視鏡を短時間で洗浄消毒する必要があります。洗浄・消毒・すすぎの標準工程を従来機の17分から16分に短縮させるとともに(*1)、洗浄消毒完了後の取り出し作業等、スタッフのアクションが必要なタイミングを装置前面に配備したLEDインジケータ―で知らせ、効率的な洗浄消毒作業をサポートします。

  • *1 当社給水条件での測定。施設の給水圧・給水量により工程時間は変わります。
製品画像:内視鏡洗浄消毒機 ESR-110 LEDインジケーター

(2)加温時間を待たずに消毒工程を行える「温調タイマー」
過酢酸製剤「エスサイド消毒液6%」は装置で20倍に希釈した実用液を20℃に加温して使用します。冬場の朝などは室温が20℃を下回り、実用液の加温待ち時間が生じることがあります。このようなロスタイムを低減するため、開始日時に合わせて予約できる「温調タイマー」を搭載しました。なお、過酢酸製剤「エスサイド消毒液6%」は従来機と同じ750ml×2のカセットボトルを使用できます。

製品画像:内視鏡洗浄消毒機 ESR-110 温調タイマー

(3)内視鏡の入れ易さ、取り出し易さを追求した洗浄槽
長尺で複雑な構造の内視鏡スコープは、洗浄消毒機へのセッティングや洗浄消毒後の取り出し時に苦慮する場合がありました。「ESR-110」は、従来機同等の外形寸法を維持したまま、洗浄槽の材質・レイアウトを見直すことで、セッティングと取り出しがし易い洗浄槽を実現しました。

製品画像:内視鏡洗浄消毒機 ESR-110 洗浄槽

(4)充実した洗浄消毒履歴管理機能
内視鏡を適切に洗浄消毒した履歴を管理するため、洗浄消毒履歴情報が重要となります。 ESR-110は、PCにインストールして使用できる洗浄消毒履歴管理ソフトを標準搭載し、12000件の洗浄履歴を保存できます。さらに、富士フイルム製の内視鏡情報管理システム「NEXUS(ネクサス)」を使用することで、RFID/バーコードリーダーで洗浄消毒の履歴がない内視鏡を読み込んだ際にメッセージ通知を行い、洗浄消毒履歴のない内視鏡の誤使用を防止できます。

製品画像:内視鏡洗浄消毒機 ESR-110 NEXUSを利用した洗浄履歴管理システム図、洗浄履歴がない場合のメッセージ通知洗浄履歴管理画面、
ニュース用画像データ
ニュース用画像:内視鏡洗浄消毒機 ESR-110
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富士フイルムメディカル株式会社
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