富士フイルムヘルスケアマニュファクチャリングは、富士フイルムグループのメディカルシステム、グラフィックシステムといった機器の中核生産会社として、製品およびデバイスの生産を行っています。
Q(Quality:品質)・C(Cost:コスト)・D(Delivery:納期)に徹底的にこだわり、また一方で、環境負荷の低減にも配慮。医療用機器の生産においては、日本の薬機法、米国・食品医薬品局(FDA)などの各種法規制を順守――生産に関わる蓄積してきた技術・知識、熟練の技に、最先端のIoT・AIなどを融合し、商品企画・開発・設計を担う富士フイルム、販売・サービスを担う富士フイルムグループ各社と連携しながら、高度な製造技術が必要となる製品を安全・安心してお客さまに使っていただけるよう、日々革新を続けています。
X線画像診断システム
長年にわたり、技術革新でX線画像診断の進化に貢献してきた経験を生かし、医療ニーズの変化に対応した多彩な製品を提供しています。
マンモグラフィ
患者・医療者双方に優しいデジタルマンモグラフィシステムで、乳がんの早期発見、検出率向上に貢献してゆきます。
内視鏡システム
先進の技術と、高精細な画像で医療貢献する富士フイルムの内視鏡システムです。
生化学分析装置(POCT検査装置)
患者さんがいつも適切な治療を受けられるよう、スピーディーで的確な臨床検査を実現する検査機材を提供しています。
超音波診断装置
医療現場で頻繁に用いられる超音波診断装置。1960年に当社が世界で初めて製品化しました。革新的技術を先駆けて実用化し、診断から治療までサポートします。
MRI システム
永久磁石を使った独自技術によるオープンタイプから超電導の3テスラシステムまで幅広くラインアップ。高画質・高機能化だけではなく、ワークフロー改善や被検者へのやさしさを追求しています。
CTシステム
設置性に優れたコンパクトボディに、CT装置に求められる「被ばく低減」と「高画質化」を両立し、被検者にやさしく、臨床価値の高いCT装置をご提供しています。
検査・測定
スピーディーで的確な臨床検査・研究に対応する検査・測定装置をラインアップ。用途に合わせたユーザビリティも追求しています。
インクジェットデジタルプレス
富士フイルムヘルスケアマニュファクチャリングでは、工場内にセンサーを配置し、生産設備の稼働状況や作業員の導線情報を取得して1つのプラットフォームに集約。リアルタイムで工場全体、各ラインの状況を見える化して把握し、KPI(Key Performance Indicator)に照らしてPDCA(計画・実行・評価・改善)を図る仕組みを構築しています。
また、AI技術を活用して、製品検査の自動化、生産リードタイムやコスト、稼働率の最適化なども進めています。
ISO/IEC17025に基づいた試験所でEMC測定を行います。