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導入事例

【特集】海外事例/情報システム部門

米国企業の情シスが抱える、データマネジメントの悩み。
日本でも増殖中?

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いつの間にか、量も種類も膨大に増えた、保管すべき社内データ。
しかも、各部門で日々新規データが追加され、総量は増加の一途。
厳しい情報管理が求められる時代だから、安全・確実に保管したい。
そして何よりも、貴重な経営資産として有効に活用したい──
そんなニーズから、米国ではデータマネジメントに積極的に取り組む企業が増えています。
データの戦略的価値を重視する企業の施策としては、以下のようなものがあります。

  • データの増加スピードに追いつかれないよう、十分な予算を確保して定期的にストレージを増設

  • 業務プロセスに沿った円滑な運用をサポートするため、拠点ごとにストレージを設置

  • データの活用頻度などに合わせて、HDDやクラウド、テープなど、多様なメディアを使い分け

しかし、プロアクティブな取り組みを進めるほど、別の新たな課題が発生することに。
多くの米国企業で、情報システム部門の深刻な悩みの種となっています。

【既存のデータ施策から発生する課題】
  • タイプ(NAS、SAN、クラウドなど)やベンダーの異なるストレージごとにデータがサイロ化。どこにどのようなデータが保存されているか分からなくなり、データ有効活用の妨げに・・・
  • 管理するデータ量が増大し、必要なデータを必要な時にすぐ見つけることが困難に。検索性を高めたいが・・・
  • ストレージの増設と管理に関わるコストが年々増大する一方、利用の多いストレージと過疎化したストレージが発生、リソース運用が非効率に・・・
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近年、データマネジメントへの取り組みが浸透している日本企業でも、同様の課題が深刻化してくる可能性があります。
では、米国企業はこうした課題に、どう取り組んでいるのでしょうか?

一気通貫型の統合型マネジメントが解決のカギに

【データマネジメントに関する米国企業の悩み】
  • タイプ(NAS、SAN、クラウドなど)やベンダーの異なるストレージごとにデータがサイロ化。どこにどのようなデータが保存されているか分からなくなり、データ有効活用の妨げに・・・
  • 管理するデータ量が増大し、必要なデータを必要な時にすぐ見つけることが困難に。検索性を高めたいが・・・
  • ストレージの増設と管理に関わるコストが年々増大する一方、利用の多いストレージと過疎化したストレージが発生、リソース運用が非効率に・・・

これらを解決するための手段として、米国企業の情報システム部門関係者の注目を集めているのが、複雑化・多層化したストレージ構造を一気通貫する統合型のデータ・マネジメント・システムです。ポイントは、従来型の「容量主体の管理」(=各ストレージの容量確保を主眼においた管理)から「データ主体の管理」(=データの性質、重要性、利用頻度に合わせたストレージ活用・最適化)への転換です。

米国企業で導入が進む、最新の統合型データ・マネジメント・システム

米国市場で提供されている統合型データ・マネジメント・システムは、企業内に乱立する多種多様なデータストレージの一括管理を実現し、さまざまなことを可能にしています。その主な機能を見てみましょう。

  1. クラウドやHDD、フラッシュメモリ、テープなど、種類の異なるストレージ
  2. 拠点ごとに設置された、独立したストレージ
  3. ベンダーが異なるため、システム連携が不可能なストレージ

⇒ストレージをまたぐデータ検索、データ移動、リソース状況の一元的な把握などが困難

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  • 同一ネームスペースにおけるデータ一元管理
  • ストレージ間の自由なデータ移動・コピー
  • 保管データの一括検索
  • ポリシーに基づいたデータ配置の最適化
  • ストレージリソース状況の可視化と活用の平準化
  • ファイルのバージョン管理

データの活用促進、ストレージ運用の効率化、データ保管に関わるコストの削減を実現!

 

次に、こうした統合型データ・マネジメント・システムの機能を支える技術的な特徴を見ていきましょう。

統合型データ・マネジメント・システムの画期的な機能を支えている技術的なポイントについて、ご紹介します。

(1)メタデータを通じたデータマネジメント

統合型データ・マネジメント・システムでは、クラウドやHDD、テープなどの種類の異なるストレージ、あるいはベンダーが異なりシステム連携が不可能なストレージの間でも、統一的なデータ管理・運用が可能です。
それを実現しているのが、メタデータによるデータマネジメント。

複数のストレージに保管された互換性のないデータから、システム・メタデータおよびリッチ・メタデータを抽出し、集約。各ストレージにアクセスすることなくグローバルデータ検索を可能にしたほか、ユーザー独自のメタデータ新規付与(タグ付け)により、さらなる検索性の向上も可能です。

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(2)ポリシーに基づく自動操作

ユーザーが定めたポリシーに基づいて、自動的にデータのコピーを作成し、冗長化を実現。また、利用頻度の高いデータをSSDやHDDなど処理能力の高いストレージに、活用頻度の低いデータをテープなど低コストのストレージに自動で最適配置することで、データ活用の円滑化とコスト削減をも実現します。さらに、近年活用が増えているクラウドとオンプレミスのストレージのシームレスな連携も可能となります。

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(3)ストレージの仮想化

ソフトウエア上で、複数のストレージリソースを活用した仮想ファイルシステムを提供。ユーザーにはシンプルで操作しやすい一貫性のあるインターフェースを提供する一方、リソースに余裕のあるストレージに自動でデータを振り分け、リソース利用を平準化。スマートで効率のよいストレージ運用を実現します。

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こうした先進的なソフトウエア技術が投入されることで、米国企業のデータマネジメントは飛躍的に効率化されつつあります。このトレンドは、近いうちに日本市場にも波及してくることが予想されます。データの戦略的価値を重視する日本企業は、その動向に注目しておく必要があるでしょう。

本内容は、基本的に実例に基づいていますが、顧客情報の保護などの観点から一部内容の改変を行い構成しています。