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ガス分離膜

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水や不純物存在下でも使用可能なガス分離膜 

ガス分離膜

富士フイルムは長年の写真技術で培った高い塗布技術、品質管理技術を活かし、ガス分離膜Apuraを開発しました。Apuraは水やBTX (ベンゼン・トルエン・キシレン)等の不純物存在下でも分離性能が変わらない独自の選択性ポリマーを有し、天然ガスの精製に用いられています。

ガス分離膜Apuraは高分子膜を含むスパイラルモジュール構造です。膜を介する圧力差が推進力となり、ガス種による膜の透過速度の違いを基に分離します。富士フイルム独自の膜構造により、高フラックス・高選択的な膜分離を実現します。

地中から採掘された天然ガスは様々な不純物を含んでいることが多く、そのままでは良質な燃料や素材として利用することはできません。メタン、エタン等の燃料成分の濃度を高めるために行う天然ガスの精製工程の一つが、二酸化炭素などの不純物を取り除く酸性ガス除去工程です。
富士フイルムのガス分離膜はこの酸性ガス除去用途で用いられており、CO2の除去力に優れた「Apura™-1.5XF」および炭化水素の回収に優れた「Apura™-2.0C」があります。

Apura™の機能

富士フイルムのスパイラル型膜モジュールは、膜を介する圧力差により目的分子を優先的に透過することができます。
そのため天然ガスをApura™で処理することで、炭化水素が少なく、CO2・H2S・水を濃縮した透過ガス、及び炭化水素濃度の高い非透過ガスに分離することができるのです。

革新的技術

富士フイルム独自の技術によるCO2/炭化水素の高選択性により、効率的なガス分離が期待できます。
またApura™は多層複合膜を採用しているため、水や芳香族化合物等の不純物による性能劣化の影響を受けません。
現在Apura™は世界各地のさまざまなガス田で高選択性・高安定性を実証し、天然ガス処理時のCO2排出量低減に貢献しています。

モジュール

一般的な8インチ・8 ¼インチの圧力容器で使用可能です。

Apura™-FGは、高次炭化水素(C2+)・H2Sを除去による燃料ガスの調整に用いられるガス分離膜です。

Apura™-FGの機能

Apura™-FGはApura™同様スパイラル型膜モジュールであり、膜を介する圧力差により目的分子を優先的に透過します。
そのため天然ガスをApura™-FGで処理することで、高次炭化水素・H2Sを多く含む透過ガス、高次炭化水素含有率の低い非透過ガス(燃料ガス)に分離することができるのです。
Apura-FGは坑口天然ガス調整、ガスエンジン・ガスタービン向け燃料ガス調整用途等で用いられています。

革新的技術

富士フイルム独自の技術によるCH4/C2+の高選択性により、効率的なガス分離が期待でき、高次炭化水素の燃焼によるVOC(揮発性有機化合物)の排出量低減につながります。
またApura™-FGは多層複合膜を採用しているため、水や芳香族化合物等の不純物による性能劣化の影響を受けません。

モジュール

一般的な8インチ・8 ¼インチの圧力容器で使用可能です。