このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
肺がん検診
(人口10万対)の年次推移(厚生労働省HPより)
悪性新生物(主に「がん」)の死亡率のうち、 男性に関しては、肺がんが近年急増し、1位となっています。女性では、大腸がんに次いで2位です。男女に関わらず、今後肺がんの増加が懸念されています。そのため、早期発見を目的とした肺がんCT検診に大きな関心が寄せられています。
肺がん検診の読影をサポート
同一被検者の経時CT画像を用いて比較読影を行い、経過観察することにより早期段階での肺がんの発見が期待できます。しかし、読影のための準備や大量の画像を読影することが、読影医の負担となっています。Lung Analysisは、比較ビューアや結節領域の抽出機能により、肺がんCT検診の読影をサポートします。
比較表示モード
比較表示モードでは、前回撮影した画像と今回撮影した画像や肺野条件と縦隔条件を並べて表示することができます。自動位置合わせ機能により、差異を観察しやすくなります。
結節領域の自動抽出
画像上をクリックすると、結節領域を自動で抽出できます。抽出と同時に容積や結節領域の径が算出されるため、定量的な解析が可能です。前回の結節データがあれば、比較することもできます。
結節情報をインポート/エクスポートすることができるため、作業を途中で中断したり、比較のために前回解析したデータを読み込むことができます。また、解析画像をカラーDICOM形式やBMP形式で保存することが可能です。
- 製造販売業者
富士フイルムヘルスケア株式会社