おはなしできないから、体の声を聞かせてほしい。
動物たちはおはなしができないから、寄り添うようにして体の声を聞いてあげたい。
飼い主さんは不安だから、できるだけ早く安心させてあげたい。
そんなドクターの優しさに応えて進化した、「NX500V」。
いままで以上に、早くて確かな診断をサポート。
安心をカタチにする、富士ドライケムのちからです。
より確かな「安心」を届ける、NX500Vの充実機能

CRPなどの重要項目が簡単に測定可能。処理能力もさらに向上し、よりスピーディーな検査を実現。微量検体検査で動物への負担を軽減し、感染リスクを低減した廃却ボックスの採用で測定者の作業をより安全に。「安心」につながるさまざまな機能を充実させました。
イヌCRPが測定可能 結果は数分でプリントアウト
専用の装置でなければ測定できなかったCRPが、これ一台で測定可能に。手間がかからず、生化学項目も同時測定だから検査時間を短縮できます。

イヌLIPも簡単測定 迅速な診断をサポート
膵炎診断に有用なリパーゼ活性(LIP)も簡単に測定でき、その場ですぐに結果をプリントアウト。迅速な診断をサポートします。
膵リパーゼ免疫活性PLIとの相関

PLI診断区別のリパーゼ活性値分布

- 引用:J.Vet.Med.Sci.73(11):1481-1483, 2011 石岡克己
J-vet vol.291 2011.6 p13~15、p25~29
処理能力の向上で多項目を素早く測定

「富士ドライケム4000V」比で170%となる128テスト/時の処理時間を実現。測定方法が異なる比色23項目/電解質3項目の検査を、スピーディーに測定します。
検査中でも手軽に追加できるランダムアクセス機能

測定中でも検査項目を手軽に追加できる、ランダムアクセス機能が付いて、検査がより簡単になりました。
自動希釈機能で測定準備がより簡単に

分注・混和など、手作業だと手間のかかる希釈作業を自動化。希釈カップと希釈液をセットするだけで、事前に設定した倍率で自動希釈。簡単に測定準備ができます。
小さな動物にやさしい微量検体量検査

完全ドライな「多層フィルム式スライド」により、比色でわずか10μL/テスト。微量検体はピペット操作で測定ができます。
- * 電解質(Na-K-Cl)は3項目同時測定で50μLです。
ロット間の補正も簡単 カード式キャリブレーション

わずらわしいロットごとの補正作業は不要。スライドと同梱されているQCカードを本体に読み込ませるだけで、ロット間差が補正できます。(NaKCIを除く)
接触リスクを最小限に抑える廃却ボックス

使用済みのスライドチップは廃却ボックスへ自動落下。検体との接触リスクを軽減するために細心の注意を払っています。
3ステップでシンプル測定、見やすい画面で操作性もアップ
スライドをセットしてから測定するまではたったの3ステップ、スタートキーを押した後は測定結果を待つだけの、シンプルな操作を実現しました。
表示画面には液晶タッチパネルを採用し、使いやすさにこだわりました。
1:スライドをセット

2:検体をセット

3:スタートキーを押す


自動判定
直感操作のタッチパネル 5.7インチVGA(640×480ピクセル)
シンプルな操作画面

操作画面はシンプルにし、操作画面の使いやすさにこだわりました。ストレスフリーな操作を行えます。
把握しやすい測定結果画面

測定結果は参考基準範囲と共にカラーで一覧表示され、ひと目で正常値・異常値の判断が可能です。
選べる表示モード

操作画面を1検体の測定と結果表示に絞り込んだベーシックモード、測定中のテストのステータスを確認できるアドバンスモードの2つを用意。使い勝手に合わせてお選びいただけます。
充実のHELPメニュー

使い方、トラブルシューティング、保守の各手順を図解入りで解説。簡単に取り扱うことが可能です。
富士ドライケムスライド
比色法スライド(酵素・一般化学・免疫)

1回の反応に必要なドライ状態の試薬、各種機能性部材で構成。検体中の酵素類や一般化学成分を比色法で定量する多層フィルム式スライドです。
電極法スライド(電解質)

1枚のスライドにNa-K-Clそれぞれの多層フィルム電極を内蔵。検体中の電解質を電極法によって定量するスライドです。
スペースを取らないコンパクトサイズ
正面

- * 本体サイズ(mm)
側面

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製品名
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富士ドライケム NX500V
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販売名
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富士ドライケム NX500iV/富士ドライケム NX500sV
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承認番号
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NX500iV:24動薬2235号
NX500sV:24動薬2236号