富士フイルム和光バイオソリューションズは、創薬支援業務や検査業務の受託サービスを提供しています。アカデミアや産業界からのニーズに応えるサービスを迅速に開発・提供することで、医療分野をはじめとした学術研究や産業の発展に貢献しています。
富士フイルム和光バイオソリューションズ株式会社は、富士フイルム和光純薬における長年の試薬開発研究で得られた独自技術・ノウハウおよび福島医薬品関連産業支援拠点化事業の成果を活用し、受託サービスを提供しています。
細胞を使用したアッセイ試験、タンパク質発現、抗体作製サービスを通じてお客様のご要望を実現いたします。
その他、創薬・研究において、お困りのことがあれば、下記富士フイルム和光純薬の受託サービスのリンクをご参照ください。最適なソリューションをご提案できます。
主な事業内容
創薬支援業務
抗がん剤の原薬の薬効を評価するサービスです。従来、試験管評価で使用されてきたがん細胞は、不死化などの処理を施しているため、がん細胞の性質が変化しますが、本サービスで使用するがん細胞は、元のがん細胞の性質を保持できる特殊培養を用いているため、ヒト臨床評価と相関性の高いデータを獲得することが可能です。
磁力を使って高純度にエクソソームを単離する、富士フイルム和光純薬の独自技術を用いたサービスです。高純度に単離することで、エクソソームの内包物をより詳細に分析することができるため、新たな治療法や診断法の開発につながると期待されています。
昆虫細胞・哺乳細胞等を用いて遺伝子組み換えタンパク質を作製するサービスです。少量から大量ニーズまで、製薬会社やアカデミアからの幅広い要望に対応できます。
通常の抗体作製は、ペプチドや精製されたタンパク質を抗原とし、動物に免疫して作製しますが、『DNA免疫法』は発現ベクターに組み込んだ目的タンパク質の遺伝子を動物に導入し、動物の体内で発現させて、その目的タンパク質を抗原として抗体を作製する技術です。
検査業務
カブトガニの血清成分を使ってエンドトキシンを測定する富士フイルム和光純薬の独自技術を用いたサービスです。医療機器や飲料・食品などに含まれるエンドトキシンを高感度に検出することが可能です。
富士フイルム和光純薬グループでは、試薬開発で得られた独自技術・ノウハウおよび福島医薬品関連産業支援拠点化事業の成果を活用し、富士フイルム和光バイオソリューションズ株式会社にて受託サービスを提供しています。
また、国内外の受託メーカーおよび生体試料サプライヤーと連携して、サービスを拡充すると共に、これらサービスを組み合わせてお客さまへ最適なソリューションを提案させていただきます。