トップメッセージ

毎年のように地震や豪雨などによる災害が発生していますが、昨年は相次ぐ台風の襲来により、広い範囲で甚大な被害が発生しました。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

多くの自然災害に見舞われた一年ではありましたが、その中で我々を勇気づけてくれたのは、何と言ってもラグビーワールドカップでの日本の歴史的な快進撃です。緻密な戦略と、選手一人ひとりの精度の高いプレーによって、すばらしいチーム力が発揮され、史上初の8強進出という素晴らしい結果につながりました。その勇敢な戦いぶりは、日本中に大きな希望と感動を与えてくれたと思います。

印刷業界も、この激動の時代を、的確な戦略とチーム力、そして、前向きなチャレンジ精神をもって、力強く前進していかなければなりません。社会構造や市場のニーズが目まぐるしく変化する昨今、企業の持続的な成長のためには、従来の枠にとらわれない柔軟な発想や新しい取り組みが重要になっています。FFGSも、富士フイルムグループが掲げる『NEVER STOP』の精神で、私たち自身を進化させながら、新たな価値の創造、社会課題の解決に向けたさまざまな挑戦を続けています。現在とくに力を入れているのが、お客さまの課題解決をより的確にサポートするための提案力強化です。刷版やデジタルプレス、ポストプレス、パッケージ印刷といった各分野の製品ラインアップの拡充だけでなく、お客さまの事業拡大に貢献するためにこれらをどう組み合わせてどんな価値を生み出すのか。同時に企業の社会的な責任である環境対応やワークスタイルイノベーションといった課題にもお客さまと一緒に取り組み、印刷メディアの価値向上をどう図っていくのか。そのために、よりわかりやすいソリューションのご提案とともに、メールマガジン連動型Webサイトなどを使った多角的な情報提供にも取り組んでいます。

いま、東京オリンピック・パラリンピックを目前に控え、インバウンド需要が急増する中、紙媒体とデジタルコンテンツの連携、多言語対応など、印刷業界においても新たなニーズが高まっています。これは事業領域を拡げる大きなチャンスでもあります。FFGSは、皆さまがビジネスチャンスを確実に捉え、企業成長につなげていけるよう、一社一社の戦略をより広く深く、全力でサポートしてまいります。そのための革新的なソリューションの開発も進めており、6月の『drupa2020』ではその最新の成果を披露いたしますので、どうぞご期待ください。

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
代表取締役社長

Shigenori Tsuji