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ニュースリリース

2025年12月5日

安全性に優れたクラウド環境で、印刷物やWebコンテンツ、動画などの管理業務を効率化

クラウド校正システム「R.X(アール・エックス)」来春発売

協業会社:株式会社Brushup

昨今、印刷会社では、多品種小ロット化やセキュリティの向上などお客さまの多様化する要望への対応や、業務効率化が大きな課題となっています。こうした課題を解決するため、当社は、複数の担当者・拠点・制作会社・クライアント企業間で校正・検版・進捗管理をオンライン上でリアルタイムに行い、印刷物制作業務の効率化を推進するWebポータル『XMF Remote』を提供してきました。

このたび当社は、印刷物制作業務のさらなる効率化とセキュリティ強化を目指し、クラウドベースのコミュニケーションツールに高い実績とノウハウを持つ株式会社Brushupと提携。同社が持つさまざまな制作物の企画制作を効率化するコミュニケーションプラットフォーム『Brushup』をベースとしたクラウド校正システム「R.X」の提供を来春より開始します。同システムでは、印刷物制作時にRIP演算後のデータを活用し、お客さまから高い信頼性が求められる校正工程の効率化や、クラウド上での作業が可能なため、セキュリティの高い環境下で制作物作成時の作業効率・柔軟性向上を実現します。

クラウド校正システム「R.X」の主な特長

静止画・動画・文書データなど、さまざまな形式のデータのアップロードを可能とし、複数のスタッフ・拠点・企業間で、オンラインによるファイル共有や校正・検版作業を実現。ガントチャートで制作物の進捗状況を見える化できるため、制作に関わる業務のDXを推進します。
オンライン上で制作物のファイル共有・プレビュー・校正指示・検版が行えるため、業務の効率化を推進。最新データを一目で把握でき、修正履歴の確認も行えるため、印刷ミスやロスなどの削減が可能。

  • 高い信頼性が求められる印刷物の校正は、ワークフローシステム『FUJIFILM WORKFLOW XMF』との連携により、RIP演算後のデータを活用し、作業可能。
  • 制作物ごとにプロジェクトメンバーの登録ができるため、パートナー企業やクライアントとも共通のツール上でコミュニケーション・進捗管理が可能。
  • 静止画・動画・Webコンテンツ・音楽・文書データなどさまざまなコンテンツに対応。クラウド上で作業ができるためレビューや校正を効率的に実施可能。
クラウド校正ツールの画面図。左右にファイルとコメント欄があり、赤入れツールやファイル操作、表示切替などの機能を番号で解説。ファイル比較、赤入れ編集、コメント入力・管理が可能で、表示方法の変更や赤入れ・コメントの表示非表示切替も対応。操作手順と機能をわかりやすく示している。

クラウド校正システム「R.X」のレビュー画面の主な機能

クラウド校正システム「R.X」の仕組みを示す図。クライアント、制作会社、社内メンバーから「R.X」へ情報が集まり、「R.X Connector」を介してXMFワークフローと連携。XMFでPDFに変換されたデータが印刷機へ送られ、ネイティブデータ対応、校正・承認、PDFレビュー、印刷用PDFダウンロード、高解像度プルーフ出力、CTP出力などの機能が統合されている。

印刷物制作工程におけるクラウド校正システム「R.X」と「FUJIFILM WORKFLOW XMF」との連携イメージ

提供開始予定日と価格
提供開始日

来春(2026年4月頃)

価格

オープン

お問い合わせ

富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社
DX統括部

〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30
富士フイルム西麻布ビル

03-6419-9883

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