富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 周一郎)は、クラウド環境で、印刷物や動画、Webコンテンツなど、さまざまな制作物のファイル共有から校正・確認・進捗管理までを一元的に行える『クラウド校正システム「R.X(アール・エックス)」』の提供を11月9日より開始します。
近年、印刷物などの制作現場では、多品種小ロット化をはじめとする顧客ニーズの多様化に加え、複数の部門や制作会社、クライアント企業など多くの関係者が制作工程に携わる中、校正・確認に関するやり取りやデータが分散し、確認漏れや進捗管理の負荷が課題となっています。また、企業間で制作データを共有する機会が増える中、安全なデータ情報管理へのニーズも高まっています。
こうした課題に対応するため、当社はクラウドベースのコミュニケーションツールに高い実績とノウハウを持つ株式会社Brushupと提携。同社が提供する、さまざまな制作物の企画制作を効率化するコミュニケーションプラットフォーム『Brushup』をベースに、印刷物の制作工程に対応した機能を備えた『クラウド校正システム「R.X」』を提供します。「R.X」は、静止画・動画・Webコンテンツ・文書データなどさまざまな制作物に対応し、制作会社やクライアントなど社内外の関係者が共通の環境で、ファイル共有から校正・確認、検版、進捗管理までを行うことを可能にします。「R.X」の提供により、印刷物制作作業のさらなる効率化を図るとともに、セキュリティーに配慮した環境下での制作データの共有・管理を支援します。
また、印刷物の制作では、当社のワークフローシステム『FUJIFILM WORKFLOW XMF』との連携により、RIP演算後のデータを活用した校正作業が可能です。ページ単位での進捗管理や、校正前後のデータを比較した差分結果をPDFで出力する機能などにより、制作工程の可視化・効率化を支援します。さらに、導入時の立ち上げから運用開始後の保守・サポートまで一貫した体制を整えています。
静止画・動画・Webコンテンツ・文書データなど、さまざまなデータ形式の制作物に対応。複数の部門担当者・拠点・企業間でファイルを共有し、校正・確認作業をオンライン上で行うことができます。最新データや修正履歴を確認できるため、制作に関わる関係者間での円滑な情報共有を支援します。
制作物ごとにプロジェクトメンバーを登録でき、パートナー企業やクライアントとも共通のツール上でコミュニケーションを取ることができます。
『クラウド校正システム「R.X」』のレビュー画面の主な機能
ページ単位で校正の進捗管理ができるため、多ページの印刷物でも、ページごとに校正指示を行い、確認状況を把握できます。また、ガントチャートで制作物全体の進捗状況を可視化することで、進捗の遅れや確認漏れの防止を支援します。
さらに、「差分検出」「かさねて比較」「文字差分」の各機能で検出した差分結果をPDFで出力できます。確認の証跡として保存できるほか、「R.X」を利用していない関係者との差分結果の共有にも活用できます。
印刷物の校正では、当社のワークフローシステム『FUJIFILM WORKFLOW XMF』との連携により、RIP演算後のデータを活用した校正作業が可能です。さらに、PDFデータの管理と自動下版機能により先祖返りを防止するなど、校正から印刷までの制作工程の信頼性向上を支援します。
印刷物制作工程における『クラウド校正システム「R.X」』と『FUJIFILM WORKFLOW XMF』との連携イメージ
今後、分版プレビュー機能など、印刷物の校正に求められる機能拡張を順次実施予定です。
- 提供開始日
2026年11月9日
- 価格
オープン
2017年設立。制作物の確認・修正・承認をオンラインで一元管理できるコミュニケーションプラットフォーム『Brushup』を展開。紙媒体、Web、動画など、さまざまな制作プロセスの効率化支援を手がけ、出版社や自治体などで多くの実績を持つ。
- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。