富士フイルム医療ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山川 直也)は、放射線部門業務支援ソリューションブランド「RADISTA(ラディスタ)」の新製品として、検像システム「RADISTA QA(ラディスタ キューエー)」を本日発売します。
また、2026年4月17日から19日にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される「2026国際医用画像総合展(ITEM2026)」にて「RADISTA QA」を出展いたします。
医療現場では、診療放射線技師が医師の診断や読影を支援するために、画像の確認や編集を行う検像が重要な役割を担っています。特に、PACS*1を導入している中規模以上の施設では、検像が広く行われています。一方、近年の放射線検査装置の技術進歩により、従来は撮影が難しかった部位の画像取得や機能的な情報の取得が可能となりました。その結果、検査の種類が増加し、使用されるシーケンスも多様かつ複雑になっています。検査の多様化や異なるベンダの装置の導入により、シーケンスの選択や設定が複雑化し、画像の調整やシリーズの並び替えに多くの時間を要するようになっています。こうした背景から、検像システムには、作業効率の向上に直結する処理の自動化がこれまで以上に求められています。
当社はこうした市場のニーズに応えるべく、富士フイルムが医療分野で培ってきたAI技術を活用した新たな検像システム「RADISTA QA」を開発しました。
今回発売する検像システム「RADISTA QA」は、視認性と操作性に優れた画面デザインを採用し、画像の品質を維持しながら検像作業の効率化を支援します。富士フイルムの医療AI技術ブランド「REiLI」の画像解析技術を搭載し、画像内の特徴量を基に部位およびシーケンスを自動判別する*2ことで、より正確かつ効率的な自動並び替えを実現します。これにより、検像に要する時間の短縮と作業負荷の軽減に貢献します。
当社は、今後も「RADISTA」ブランドの製品ラインアップを拡充し、放射線部門における多様な課題の解決に貢献してまいります。
- *1 PACS(Picture Archiving and Communications System)医用画像情報システム
- *2 画像内の特徴量を基に部位およびシーケンスを自動判別する機能は、AI技術の一つであるディープラーニングを用いて設計しています。導入後に、自動的にシステムの性能や精度が変化することはありません。
検像システム「RADISTA QA」
販売名:富士画像診断ワークステーション用プログラムFS-QA7035型
認証番号:308ADBZX00008000
2026年4月1日
これまでの放射線部門業務システムの構築・導入で培った豊富なノウハウをもとに、視認性と操作性を向上させた画面デザインを採用。情報の確認や検像作業を容易にし、診療放射線技師の業務負担を軽減します。
画像内の特徴量を基に部位およびシーケンスを自動判別するAI技術を活用し、シリーズが多く不整列となりやすい画像群に対して自動並び替えを行う機能により、正確で効率的な自動並び替えを支援します。
富士フイルム医療ソリューションズ株式会社
ソリューション部
- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。