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ニュースリリース

2023年11月7日

放射線治療のワークフローを強力に支援する新デザイン

放射線治療部門情報システム「RADISTA TheraRIS(ラディスタ セラリス)」新発売

富士フイルム医療ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:飛田 政仁)は、放射線部門業務支援ソリューションブランドとして展開中の「RADISTA(ラディスタ)」ブランドの新製品として、放射線治療のワークフローを強力に支援する放射線治療部門情報システム「RADISTA TheraRIS(ラディスタ セラリス)」を、11月7日より発売します。

がんは日本において死因の第1位で、年間約38万人ががんで亡くなっています。また、生涯のうちにがんにかかる可能性は、約2人に1人と推計されています*1。がんに放射線を照射することにより治療や緩和を目指す放射線治療は、手術療法や化学療法、がん免疫療法と並ぶがん治療法のひとつであり、患者への負担が少ない治療法として注目されています。
放射線治療においては、多職種が連携して治療にあたるチーム医療が広まっています。チーム医療では、各スタッフが高い専門性を発揮するとともに、互いに連携して患者の状況に合わせた的確な医療を提供するための情報共有が不可欠です。

放射線治療部門情報システム「RADISTA TheraRIS」は、放射線治療の現場を支援する業務システムです。治療医・主治医・技師・物理士・看護師・受付スタッフなど、放射線治療に携わる職種それぞれに求められる業務をカバー。視認性にこだわった画面デザインでスタッフの業務負担を軽減し、放射線治療のワークフローを強力に支援します。また、受付・診察・照射など、放射線治療のワークフローに沿った機能設計により治療業務を視える化。患者情報を共有するためのポータルサイトも提供し、チーム医療をサポートします。さらに、がんの放射線治療計画における医師のワークフローを支援する放射線治療計画支援ソフトウェア「SYNAPSE Radiotherapy(シナプス レディオセラピー)」*2との連携により、放射線治療業務の効率化に貢献。電子カルテシステム、治療装置ともオンライン連携し、患者情報入力時のミスを防止するなど、医療安全にも寄与します。

当社は、これからも放射線部門におけるさまざまな課題を解決するソリューションをご提供すべく、「RADISTA」ブランドの製品ラインアップを強化していきます。

  • *1 公益財団法人 がん研究振興財団「がんの統計2023」より
  • *2 製品名:SYNAPSE Radiotherapy
    販売名:放射線治療計画支援ソフトウェアFRT 931型
    承認番号:30200BZX00392000

1. 品名

放射線治療部門情報システム「RADISTA TheraRIS」

2. 発売時期

2023年11月7日

3. 特長

(1)視認性にこだわったデザイン

Simple&Qualityをデザインコンセプトに掲げ、視認性を意識した画面デザインとしました。これまでの放射線治療部門情報システムの構築・導入で培った豊富なノウハウをもとに、視認性を向上。患者情報の確認や入力操作を容易にし、スタッフの業務負担を軽減します。

治療歴画面
一覧画面

(2)ワークフローに沿った機能設計

放射線治療のワークフローに沿った機能設計により、患者情報の集約、治療業務の視える化を促進します。また、集約された患者情報は放射線治療部門のポータルサイトにより、院内で共有できます。

ワークフロー画面

(3)業務効率化を支援するシステム間連携

電子カルテシステムや治療装置との連携はもちろん、富士フイルムグループ製品とのシームレスな連携により、業務効率を向上します。

SYNAPSE Radiotherapy連携

製販業者:富士フイルム株式会社
販売名:放射線治療計画支援ソフトウェアFRT 931型
承認番号:30200BZX00392000

参照ビューア連携
RADISTA Workflow(診断RIS)受付統合

お問い合わせ

富士フイルム医療ソリューションズ株式会社
ソリューション部

  • * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。