トップメッセージ

代表取締役会長 岡田 淳二(右)
代表取締役社長 佐藤 充宏(左)

当社は、「放射性医薬品事業」をPDRファーマ株式会社に承継し、2022年3月からは、従来の「医薬品事業」に医薬品のプロセス開発・製造受託を行う「CDMO事業」を新たな柱に加え、再スタートしました。

新型コロナウイルスなどによる新興感染症の脅威や高齢化の進展により、我々ヘルスケア企業への期待は大きく高まっております。
当社は、「予防」「診断」「治療」をカバーするトータルヘルスケアカンパニーである富士フイルムグループの「治療」領域を担う中核企業として、医薬品の研究開発、供給を通じて、社会のニーズに応えていきます。

医薬品の研究開発では、「感染症」「中枢神経疾患」領域において、未だに有効的な治療法が確立されていない「新興感染症」や「アルツハイマー型認知症」などに対する治療薬の開発を行うことで、アンメットメディカルニーズに応え、医療や健康に関する社会課題の解決に取り組んでいきます。

また、富士フイルムが写真フィルムを始めとする幅広い製品開発で培い進化させてきた、高度なナノ分散技術や解析技術、合成技術と、当社の製造設備や生産ノウハウなどを活かして、CDMO事業を推進していきます。ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)技術である脂質ナノ粒子(Lipid Nanoparticle、LNP)やリポソームを用いた製剤の設計・プロセス開発から、新設した製剤工場での治験薬製造・商業生産まで、一貫した受託サービスを提供することで、更なる事業成長を目指していきます。

当社は、新たな価値を創造し、世界の医療に貢献するために、“NEVER STOP”の精神で決して立ち止まることなく挑戦を続けてまいります。

どうぞ、皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。
 

代表取締役会長 岡田 淳二
代表取締役社長 佐藤 充宏