林 浩平

Hayashi Kohei

新たな視点から日々研究
これまでになかったものをつくりたい

開発第二本部 化成品開発部
林 浩平 Hayashi Kohei

2012年度新卒入社
医学薬学府 総合薬品科学専攻

新たな視点から日々研究これまでになかったものをつくりたい 林 浩平

先輩の声

半導体用の洗浄剤の研究開発を行っています。パソコンやスマートフォンなどに用いられる半導体は製造時、限りなく不純物がない状態にすることが求められる部品です。洗浄剤に含まれる化合物を工夫し、「どうやったらよりきれいにできるか」を常に試行錯誤しています。製品化を目指し、開発中の製品の実験を繰り返す毎日です。

仮説を立てて実験し、その仮説を証明する。その積み重ねが洗浄剤の開発に役立ったときはやりがいを感じます。特に開発はチームで行いますから、自分がチームの一員として役割を果たせたときはうれしいです。 特にやりがいを感じた場面としては、2014年、3年前から関わり始めたある開発品の研究について、学会で発表する機会を頂いた時です。中々難しいテーマでしたが、「現状を打破したい」という思いを持ち、チームの一員として成果を残すことが出来ました。 振り返れば、新しいものに対する好奇心を大切にしてきたからこそ、学会の発表につながったのでないかと思います。発表では、他社の研究員の方や大学の先生に興味を持って頂けたことから、開発品の手応えを感じています。現在はその商品化を目指して、チームで全力を挙げているところです。

「素直さ」を持ち続けることです。自分の考えを持つことも重要ですが、それ以上に何か指摘されることがあればそれを受け止め、素直に自身の行動を顧みることが大切だと思います。また、意見を交わす場面であれば相手の言うことを理解し、それを踏まえた上で話をする。相手の考えを素直に受け入れることが大切だと思っています。

お客さまのニーズに応えられる製品を日々追究しています。同様に、そんな製品を開発するための社内の技術やノウハウ(シーズ)を探すことにも力を入れていきます。そして、これまでに世の中になかったものをつくりたい。富士フイルム和光純薬としてオンリーワンの製品をチームで開発したいと思っています。私の職場は、自分がやりたいと思う研究が実践できる環境です。自らの研究を通じて、優れた製品づくりに貢献したいと考えています。