健康経営への取り組み

健康経営優良法人2023(大規模法人部門)認定

富士フイルムヘルスケアは、2021年4月から健康経営®に本格的に取り組み始め今日に至るまで様々な取り組みを進めてきました。その取り組みが評価され、「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践している企業」として、経済産業省及び日本健康会議より健康経営優良法人2023(大規模法人部門)に認定されています(健康経営優良法人2022(大規模法人部門)に続き2年連続で認定)。

健康経営優良法人2023ロゴ

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健康経営推進方針

富士フイルムホールディングスは従業員の健康保持増進を重要経営課題として捉え、2019年9月に「富士フイルムグループ健康経営宣言」を制定しました。ミッションとして「ヘルスケアに新たな価値を創出し、人々が笑顔で健康に暮らせる社会に貢献します」を掲げる当社は、富士フイルムグループ健康経営宣言を踏まえ健康経営を推進しています。ヘルスケアに新たな価値を創出し、人々が笑顔で健康に暮らせる社会を実現するために私たち自ら変革を起こし、常識にとらわれない発想と行動力でイノベーションに挑戦し続けます。そのためにも社員一人ひとりが笑顔で健康で働き続けられることが重要であると考え、様々な取り組みを展開しています。

富士フイルムグループ 健康経営宣言

富士フイルムグループは、社会に新たな価値を創造するリーディングカンパニーであり続けるために、従業員が心身ともにいきいきと働ける健康づくりを積極的に推進すること、そして「100年を生きる時代」の社会の人々に、生きる力、生きる楽しさを提供していくことを宣言します。

健康経営推進体制

健康経営推進体制を構築し、従業員の健康保持増進に向けて活動します。

  • 健康経営責任者:人事総務部 管掌役員
  • 健康経営推進責任者:人事総務部 マネージャー
  • 健康経営推進担当者:人事総務部 担当者

健康経営推進にあたり「健康経営責任者(役員)」「健康経営推進責任者(マネージャー)」「健康経営推進担当者(実務担当者)」を配置し、各地区安全衛生委員会と一体となり健康保持増進を図っています。推進にあたっては富士フイルムグループ健康推進体制・産業医・健康保険組合・健康管理センター・労働組合とも連携しています。

具体的な取り組み

富士フイルムグループ 健康経営宣言に基づき設定された5つの重点領域(生活習慣病、喫煙、がん、メンタルヘルス、長時間労働)について、グループ全体のKPIと2025年度までの中期目標を指標として健康経営を推進しています。従業員には、健康的な生活習慣を身につけるための「7つの健康行動」(KPI)を指標として設定しています。

5つの重点領域

富士フイルムグループ健康経営宣言に基づき以下のとおり5つの重点領域を設定しています。

  • 生活習慣病
  • 喫煙
  • がん
  • メンタルヘルス
  • 長時間労働

7つの健康行動

健康的な生活習慣を身につけるため具体的なアクションにつながる健康行動を設定しています。

富士フイルムグループ「7つの健康行動」

  1. 週1回以上、体重をはかる
  2. 自分の健診結果を確認する
  3. 週1日以上、お酒を飲まない日をつくる
  4. 1日6時間以上の睡眠をとる
  5. 平均30分/日以上歩く
  6. 直近の歩活(あるかつ)にエントリーする
  7. タバコを吸わない

富士フイルムグループ KPIと2025年度までの中期目標および実績

重点領域 生活習慣病対策 喫煙対策 がん検診受診率
KPI BMI値25以上 HbA1c6.0以上 喫煙率   大腸 子宮
内視鏡率
中期目標
2025年度
21% 6% 12% 100% 100% 90%+ 100% 90%+ 90%+
実績
2022年度
27% 12% 16% 99% 79% 51% 76% 70% 50%
実績
2021年度
26% 11% 16% 99% 71% 47% 73% 51% 38%

* 胃・大腸がん検診受診率は40歳以上の従業員を対象とし算出

その他の実績

メンタルヘルス

2022年度ストレスチェック回答率91.3%(高ストレス者割合10.9%)
2022年度末時点私傷病欠勤者数2名(2021年度末時点6名)

長時間労働

2022年度平均残業時間31.2時間・有給休暇平均取得日数16.6日
2021年度平均残業時間31.0時間・有給休暇平均取得日数15.4日

  • * 「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。