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先輩社員インタビュー

富士フイルムビジネスイノベーション

N.N

法務部
2021年入社
法科大学院修了

Q志望動機は?

経営を支えたい。変革期の企業だからこそ経験できることがあると考えました

祖父が会社を経営していたこともあり、学生時代から「経営のそばでその歩みを支える仕事がしたい」と考えていました。大学時代に指導教授から「企業の法務部は経営の意思決定に深く関われる」との示唆を受けたことがきっかけで企業法務に興味を持ち、企業の法務部で働きたいと思うようになりました。当社の法務部を入社先に選んだのは、AIやクラウドサービスに関する商品・サービスの展開でますますビジネスが拡大すると考えたこと。そして事業の変革期にあり、変革を試みる企業の中でしかできない経験が積めそうだと考えたことが主な理由でした。私は特に法務部の仕事の中でもM&Aに興味があり、選考の中では「M&Aに携わりたい」ということを熱弁していました。

Q仕事内容は?

法律を当てはめるだけでなく、事業と伴走する提案型の法務を実践しています

日常的な取引契約書のレビューなどの定型的な業務もありますが、新規事業に関するサポートやM&Aといったプロジェクトなどの非定型的・戦略的な業務も多くあり、これらの業務に法的な側面から関わっています。例えば、新しいサービスやソフトウェアを開発する際には、事業部門から構想段階で相談を受けます。私たちは、そのビジネスモデルに法的なリスクがないかを多角的に検討し、「この懸念を解消するためには、こういう対応が必要」「このような代替策がとれるのではないか」といった具体的な解決策まで踏み込んで提案します。私たち法務の仕事は、ただ法律を当てはめて可否を判断するだけではありません。「法的にこうだから」と線を引くだけでなく、事業が前に進むための道筋を一緒に考え、示すこと。それが私たちの価値だと考えています。

Q入社後に得られたものは?

「誰にでも分かりやすく伝える力」の成長と、当事者意識が高まりました

「人に分かりやすく伝える力」は成長したと実感しています。難解な法的解釈を誰もが理解できるように伝えることが、法務の大事な仕事です。私自身、最初は上手く説明できずに聞き手の理解を得られないことが多々ありましたが、その時の悔しい思いから「分かりやすく伝えられる法務部員になろう!」と火がつき、上司や先輩の力も借りながら、「伝える力」を伸ばしていきました。もう一つ、成長の転機になったのは入社3年目の頃。直属のマネージャーの育休と先輩の入院が重なり、結果として多くの案件を私が担当することに。それまでは、複雑な案件の打ち合わせにはマネージャーがメインで対応していたため、初めて複雑な案件の打ち合わせを一人で対応した際は、相当なプレッシャーを感じました。しかし、事業部門から見れば、私の年次や経験は関係なく、法務のプロとしての意見を求められます。「法務の代表として堂々と説明しよう」と覚悟を決め、必死に準備して会議に臨み、部長にも都度報告して方向性を確認するなどして、なんとか案件をやり遂げることができました。この経験を通して、物事を主体的に進める当事者意識が格段に高まったと感じています。案件が無事に終わった時に、事業部の方から「あなたがいてくれて助かったよ」と感謝の言葉をいただいた時の達成感は、今でも忘れられません。

Q将来のプランは?

グローバル会議での刺激的な出会いが転機に。世界を舞台に、法務の専門性を発揮したい

もともとグローバルな仕事への関心はありましたが、英語への苦手意識から一歩踏み出せずにいました。そんな私の意識が変わったきっかけは、昨年参加した海外拠点の法務担当者が集うグローバル会議です。日本の法務担当者として参加させてもらったのですが、各国の担当者と交流する中で大いに刺激を受けました。グローバルな仕事に関われるよう、現在はオンラインで英語学習を続けています。将来的には、グローバルな舞台で法務の専門性を発揮できる人材になりたいです。そして当社のビジネスが世界でさらに成長していくために、法的な側面から貢献していきたいと考えています。

ある一日の流れ

9:30
出社。メールで届いている契約書のレビュー依頼や法律相談などを確認
11:00
事業部門と打ち合わせ。新規ビジネスモデルについてのヒアリングと法的な論点を整理
12:00
昼休憩
13:00
契約書の作成・レビュー。事業部門との打ち合わせ内容をもとに、条文の検討や修正
15:00
部内でディスカッション。M&Aなど大型案件の方針について、部長や先輩と議論し、認識を合わせる
17:00
相談への回答作成。検討した内容を分かりやすくまとめ、事業部門へフィードバック
18:30
退社。帰宅後にオンライン英会話のレッスンを受ける

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