エスカレーション設計で提供する
REiLIのコアAIエージェント

REiLIのコアAIエージェント
企業内に散在する多種多様な情報やノウハウを価値ある「企業の知」へ変換し、ニーズに合わせて効率化や付加価値化につなげる、5つのコアAIエージェントを展開。オフィスおよび商業印刷における「知」の活用を革新します。
富士フイルムビジネスイノベーションが提供するAIは、企業内に蓄積された文書や画像などの非構造データを分析・整理し、価値ある情報へと変換します。あらゆる形式で散在する非構造化データを構成要素に分解し、複数の専門的なAIにより、企業・業界に応じた意味理解やセキュリティー設定を含めた前処理、構造化を行います。それによって、形式の異なるデータ間でも横断的に分析・活用できるようになります。
DX・AI活用における根本的な課題
「構造化」
企業活動を通じて蓄積される固有の情報 (ナレッジ・ノウハウ) は加速度的に増加。
その90%は非構造化データであり、 DX推進における大きな障壁となっている。

- メール文
- 提案書
- 手書きアンケート
- 契約書
- 請求書/納品書 etc
- 業務システム
- 基幹システム
- システムログ etc
横断分析ができない
世界の構造化データおよび非構造化データの予測※1
※1 IDC Worldwide Global Datasphere Structured and Unstructured Data Forecast, 2024-2028
非構造化データ
(あらゆる形式で散在)

1. 画像前処理AI
形式へ画像処理

2. 情報抽出AI
3. 意味理解AI

4. 言語後処理AI




富士フイルム 医療分野における画像処理技術 (一部例)
企業内に構造化されないまま残っている多くのデータの適切な構造化により、複数のミッションをつないだ業務フロー全体を、AIエージェントがend to endで支援、自動化や効率化することが可能になります。

企業が蓄積してきた独自のデータを構造化し、さらにウェブサイトなどで公開されているオープンな情報と掛け合わせることで、その企業ならではの知見を反映した、高品質な提案型のデータ活用を実現します。

印刷会社が顧客から受注した印刷業務は、印刷部数や印刷媒体、画質、納期など求められる条件はさまざまです。また、保有するアナログやデジタルの印刷機は、性能や稼働コストがそれぞれ異なります。
そこで、多種多様な印刷ジョブを、どの印刷機を用いてどのような順番で処理すべきか考慮し、効率的なスケジュールやワークフローを組むことが重要となりますが、従来は熟練した印刷工が経験に基づき属人的に判断していたため、ナレッジの継承が課題となっていました。
このAIエージェントは高度な数理モデルを用いて、切替時のロスタイムや案件の緊急度などを考慮し、最適なスケジュールやワークフローを提案します。印刷会社の生産プロセスの8割を占める印刷前後のワークフローも含めて効率化するため、効果が非常に高いのが特徴です。
昨今のデジタル印刷機は細かな印刷設定が可能なほか、金・銀をはじめとする特色トナーのバリエーションも豊富であり、高性能化が進んだ反面、熟練工でないとフルに使いこなすことが難しくなっています。
そこで、AIエージェントが画像認識と視覚・認知メカニズムに基づいて、原稿のデザインに合わせた最適な色と質感になるよう、クリエイティブの観点から印刷設定や色の使い方などを提案。さらに、印刷前後の複雑なワークフロー運用についても支援することで、「高度な機能を備えた印刷機」を「誰にでも使いこなせる印刷機」へと進化させます。
概要