Mac OS X 10.3.3~10.3.7用 注意制限事項
注意制限事項
<はじめに>
Mac OS X 10.3.3の機能改善にともない、設定値の整合をとる処理を導入いたしました。このため、Mac OS X 10.3でご使用いただく場合は、Mac OS X 10.3.3以降をご使用ください。
なお、本PPD+ファイルインストーラーを10.3.3より以前のMac OS X10.3で使用すると、印刷する度に印刷設定をプリセットとして保存するアプリケーションを利用する場合や、保存したプリセットを利用した際に、アプリケーションエラーとなる場合がありますのでご注意ください。
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カラープリンター機における制限
カラープリンター機で[白黒印刷]を指定しない場合、単色KがプロセスK(CMYK混色)で印刷されることがあります。
プリセットを利用して印刷する場合、印刷結果がUI画面上選択されている設定と異なる場合があります。
UI画面上で以下の操作を実施してください。
・ プリセットメニューを押下して、保存されているプリセット一覧を表示する。 ・ 使用するプリセットを再度選択する。
- 両面印刷時における制限事項
お客様がお使いのPCのオペレーティングシステム(以下OS)がMac OS X 10.3.xの場合、ページ数が奇数の文書を両面印刷で出力されますと、OS/OS付属のプリンタードライバーの動作により最終ページの後に白紙ページが付加されることがあります。また、OSの種類にかかわらず、お客様が利用されるアプリケーションによっては、部数を指定する際の条件などにより、自動的にページ調整の白紙を挿入することがあります。この動作に関しましては、OS/OS付属のプリンタードライバー/アプリケーション側の仕様であり、回避する方法はありません。
これらのOSやOS付属のプリンタードライバーならびにアプリケーションが挿入する白紙出力は、カウントアップの対象となります。
- Microsoft® office v.X for Macに関する制限
Word X/Excel X/PowerPoint® Xで、オブジェクトにグラデーションを設定した場合、正常に印刷されないことがあります。
- Microsoft® Excel Xに関する制限
背景が白のセルに、任意の色を指定したドットのパターンを設定した場合、ドットが正常に印刷されない場合があります。
また、任意の色を背景に指定したセルに、白いドットのパターンを設定した場合も、ドットが正常に印刷されない場合があります。
- 中ゴシックおよび細明朝のフォントに関する制限
中ゴシックおよび細明朝のフォントを使用した場合、正常に印刷されないことがあります。
- Adobe® Illustrator® 10に関する制限
Illustrator® 10から印刷する場合、定形外用紙を指定することができません。
- Adobe® Acrobat®の制限
Adobe® Acrobat® 6 / Acrobat® 7から複数部数を指定して印刷した場合、ホチキスやオフセット排出が正常に動作しないことがあります。
- 定形外用紙に印刷する場合の注意
定形外用紙に印刷する場合、定形外用紙をはみ出して印刷されることがあります。
この場合は、[プリンタの設定]にある[ユーザ定義用紙向き修正]のチェックをはずして、印刷を行なってください。
- グレー保証に関する制限
[グレー保証]をチェックしていると、グラデーションが正しく表現されない場合があります。
- 色補正に関する制限
アプリケーションによっては、RGB補正およびRGBガンマ補正が反映されない場合があります。
- スクリーンフォントに関する制限(1)
アプリケーションによっては、製品同梱のCD-ROM[PostScript® Driver Library]に収録されているスクリーンフォントが、ビットマップで表示/出力されたり、正常に表示/出力されない場合があります。
- スクリーンフォントに関する制限(2)
Font Bookのプレビュー領域で、スクリーンフォントが正しく表示されない場合があります。
- 封筒長形3号用紙に関する注意
用紙サイズに封筒長形3号を指定し、複数部数の印刷を指示した場合、用紙サイズが異なる旨のメッセージがプリンター側に表示されることがあります。
その場合は印刷を中止し、手差し用紙種類に厚紙2を指定して印刷してください。
- ジョブ履歴レポートに関する制限
ログイン名が日本語である場合において、Adobe® Illustrator®やAdobe® Photoshop®等で印刷を行なうと、ジョブ履歴レポートの入力(送信)元に文字化けが発生する場合があります。
DocuCentre Color 500、DocuColor 1250、DocuPrint C1250ドライバーについて
- [カラーモード]の選択肢を、[カラー]、[白黒]の2つに変更しました。
上記機種が採用していた[カラーモード]の[自動]は、アプリケーションが生成した描画データをページ毎にチェックし、白黒データ(K)のみで構成されているページは、白黒モードで印刷する機能です。
しかし、白黒データをプロセスブラック(CMYK全てを使用)で表現するアプリケーションが増えてきた為、画面表示が白黒である場合でも、カラーモードで印刷される事例が増えてきました。
その為、[自動]モードを削除し、 [カラー]と[白黒]という2つの選択肢といたしました。
なお、従来の[自動]モードで提供していた白黒ページの判定機能は、[カラー]モードに統合しました。 - 確実に白黒モードで印刷したい場合には、[カラーモード]を[白黒]に指定して印刷してください。
DocuCentre Color 160 CP/240 CP/320 CP/400 CPのドライバーについて
- メモリーオプションの512MBは標準+PostScript® ROMバージョンがV2.0.0以降でメモリーを512MBまで増設した場合に使用できます。