スタートアップツールでセットアップディスクを作成する際の注意事項

更新日 2013年3月6日

はじめに

富士フイルムビジネスイノベーション製プリンタードライバーに同梱しているスタートアップツール内のセットアップディスク作成ツール(以下MakeDisk.exe)で作成したセットアップディスクが、複製元PCのユーザー定義用紙の状態によって正常に作成されない場合があることがわかりました。このセットアップディスクを使用してインストールしたプリンタードライバーから印刷を行った場合、OSでエラーが発生し印刷できない場合があることが判明しました。
対策版MakeDisk.exeを同梱したプリンタードライバーを2013年2月22日に公式ホームページに掲載いたしましたので、セットアップディスク作成の際は対策版MakeDisk.exeをご利用いただきますようお願いいたします。

現象

MakeDisk.exe(Ver.8.6.2以下)で作成したART EXプリンタードライバー用セットアップディスクでインストールしたプリンタードライバーを使用して、特定のアプリケーション^注1から印刷した場合、OSエラーが発生して印刷できない場合があります。

• 注1 現象が発生することが確認できているアプリケーションInternet Explorer^® 9
  現象が発生しないことを確認したアプリケーションInternet Explorer^® 8、Office 2010

発生条件

以下の条件全てを満たしている場合、印刷できない場合があります。

• 複製元のART EXプリンタードライバーバージョンがVer.6.x.x
• 使用したMakeDisk.exeのバージョンがVer.8.6.2以下
• 複製元プリンターアイコンにShift-JISで32バイト^注2以上の用紙名のユーザー定義用紙が登録されている

• 注2半角英数は1文字1バイト、ひらがな / 漢字など全角文字は1文字2バイトとして数えます。

対象機種

• ApeosPort-IV C5570 / C4470 / C3370 / C2270
• DocuCentre-IV C5570 / C4470 / C3370 / C2270
• DocuCentre-IV C2260
• ApeosPort-IV C7780 / C6680 / C5580
• DocuCentre-IV C7780 / C6680 / C5580
• ApeosPort-IV C5575 / C4475 / C3375 / C2275
• DocuCentre-IV C5575 / C4475 / C3375 / C2275
• DocuCentre-IV C2263
• DocuCentre-IV 3060 / 2060
• ApeosPort-IV 4070 / 3070
• DocuCentre-IV 4070 / 3070
• ApeosPort-IV 7080 / 6080 / 5080
• DocuCentre-IV 7080 / 6080 / 5080
• DocuPrint C3350
• DocuPrint C3350 s
• DocuPrint C4000 d / C5000 d
• DocuPrint 3100 / 3000
• DocuPrint 3000 s
• D110 / D95 / D125 Light Publisher / D110 Light Publisher

対策

本障害の対策版MakeDisk.exeをリリースいたします。セットアップディスク作成の際はVer.8.6.4以上^注3をご利用ください。
なお、対策導入したMakeDisk.exe　Ver.8.6.4が同梱されたART EXプリンタードライバーは下記表1より入手してください。

• 注3 バージョンはMakeDiskのプロパティにて確認することができます。
  Windows Vista^®の場合、 [MakeDiskのプロパティ]→[詳細タブ]→[ファイルバージョン]でご確認いただけます。

表1　対策導入MakeDisk同梱ART EXプリンタードライバー掲載ページ