AutoCAD® 2010以降対応 64ビット版 HDIドライバーのインストール

更新日:2018年9月7日

  1. お使いのAutoCAD®、または、AutoCAD LT® を起動します。
  2. AutoCAD® 2011以前:「ファイル」メニューの「プロッタ管理」を選択します。
    AutoCAD® 2012以降:「出力」タブの「プロッタ管理」を選択します。
    「Plotters」ウインドウの中から「プロッタを追加ウィザード」アイコンを選択し、ダブルクリックします。
    Windows Vista®以降の場合は、右クリックして、「管理者として実行」を選択します。
    「開始」ページでは「マイ コンピュータ」を選択し、「次へ」ボタンをクリックしてください。
  3. 最初にインストールするプロッターモデルの場合には、「ディスクを所有」のボタンをクリックします。
    「ファイルを開く」ダイアログボックスが開きますので、ドライバーを展開したディレクトリーを選択し、AutoCAD® の各バージョンに対応した次のファイルをダブルクリックします。2回目以降に追加する場合は、この操作必要ありません。 
    • AutoCAD® 2010 の場合:"fujixeroxnew64_10.hif"
    • AutoCAD® 2011、2012の場合:"fujixeroxnew11_64_10.hif"
    • AutoCAD® 2013、2014の場合:"fujixeroxnew13_64_11.hif"
    • AutoCAD® 2015の場合:"fujixeroxnew15_64_12.hif"
    • AutoCAD® 2016の場合:"fujixeroxnew16_64_12.hif"
    • AutoCAD® 2017の場合:"fujixeroxnew17_64_13.hif"
    • AutoCAD® 2018の場合:"fujixeroxnew18_64_14.hif"
    • AutoCAD® 2019の場合:"fujixeroxnew19_64_15.hif"
  4. 「製造元」で「富士フイルムビジネスイノベーション株式会社」を選択します。
    「モデル」にプロッターのモデル名が表示されますので、使用するモデルを選択します。選択したら、「次へ」ボタンをクリックします。
  5. 「PCP/PC2を読み込む」ページでは、ウィザードの指示に従って設定してください。
  6. 「ポート」ページでは「ポートへ出力」を選択し、プロッターとの接続形式(パラレル/ネットワーク)に応じて、リストされるポート名の中から適切なものを1つ選択してください。パラレル接続ではLPT1~LPT3を選択します。(ポートの詳細はAutoCAD® のヘルプを参照。)
    またネットワーク接続では、Windows® 上のローカル・ポート(リスト上の「説明」:「ローカル ポート」と表示)ではなく、Windows® プリンター(リスト上の「説明」:「ネットワーク ポート」と表示)やネットワーク上の共有プリンターを選択します。
    選択後、「次へ」ボタンをクリックします。
  7. 「プロッタ名」ではウィザードに従って任意のプロッター名称を入力してください。
    「Plotters」ウインドウにプロッター名称が追加されたら、ドライバーのインストールは完了です。

インストール時の注意制限事項

本ドライバーを使いネットワーク経由でプロッター出力する場合、本ドライバーの接続ポートには、Windows® 上に作成されるlprポートではなく、以下の方法に従ってWindows® プリンター、もしくは共有プリンターを準備してください。

Windows® 共通

Windows® 上の“プリンター”に接続する場合:

  1. 当社プロッター用Windows® プリンター・ドライバーをインストールします。
    (インストール方法は各プリンター・ドライバーのREADMEを参照)
  2. 1. で作成されたWindows® プリンターを使って、AutoCAD® からプロット出力できることを確認してください。注1
  3. AutoCAD® のヘルプに従ってHDIドライバーのインストールを行います。この際ポート設定で「ポートへ出力」を選択し、ポートリスト内に1. で作成したWindows® プリンター(ポート・リスト「説明」に「ネットワークポート」と表示)を選択してください。

ネットワーク上の共有プリンターに接続する場合:

  1. プリンター・サーバーになるコンピューター上に当社プロッター用Windows® プリンター・ドライバーをインストールします。テスト印刷で正常出力を確認した後、これを共有化します。
  2. 1. で確認した共有プリンター(\\コンピューター\プリンター)を経由して、クライアント側(AutoCAD® の実装されたPC)から正常に印刷できる事を確認してください。なおここで印刷テストを行うアプリケーションはAutoCAD® 以外でも結構です。
    (ここまでの正常動作が確認できない場合は、Windows® ネットワークのシステム管理者にご相談ください。)
  3. 2. で確認した共有プリンターを使って、AutoCAD® からプロット出力できることを確認してください。注1
  4. AutoCAD® のヘルプに従ってHDIドライバーのインストールを行います。この際「ポートへ出力」を選択し、3. で確認した共有プリンター(\\コンピューター\プリンター)を選択してください。なお「プロッタを追加」ウイザードからのインス トールでは、「ポート」で「ファイルへ出力」を選択して一旦プロッター設定を作成し、後で改めて接続ポートを共有プリンターに設定し直します。
  • 注1 テスト印刷後、以下の手順にて本HDIドライバー用にポートを設定してください。
    1. プリンターのプロパティから「ポート」タブを選択し、「ポートの構成」ボタンを押して、「標準TCP/IPポート モニタの構成」を表示させます。
    2. 「LPR設定」にて、「キュー名」に論理プリンター名注2を入力して、「LPRバイトカウントを有効にする」をチェックします。
    (「SNMP ステータスを有効にする」は、チェックしません。)
    入力を終えたら、「OK」をクリックします。プリンターのプロパティを閉じます。
  • 注2 論理プリンターとは、プロッター側で持つことができる仮想的なプロッター設定のことです。
    HDI用(HPGL)として100通りのプリンター名を指定できます。
    HPGL系の場合: 「plt00h」~「plt99h」(または「PLT00H」~「PLT99H」)