関係を深める活動を考える時のアイデア創出法

アクションのマンネリ化を防ぐためには、どうすればいいのか?

お客様と関係を深めるアクションは、どうしてもマンネリ化する。

お客様との関係を深めるアクションは、長期間継続して実施するので、ややもすると、お客様にとって新鮮味がなくなる、実施している会社/店舗の側もマンネリ化していきます。それでは、お客様との関係は、永続的になりません。そこで、大切になるのが、新しいアクションのアイデアを考えることです。

新しいアクションを生み出す、アイデア創出法

日々、さまざまな企業・店舗では、お客様との関係を深めるアクションが展開されています。展開されているアクションは、新聞(日本経済新聞・日経MJ等)、業界誌(東洋経済・日経ビジネス等)・専門誌(販促会議・アイエムプレス等)で数多く紹介されています。

また、皆さんも、日々生活する中で、一人のお客様として接客を受けたり、DMをもらったりすることで、他社が実践しているお客様との関係を深めるアクションに接する機会があるでしょう。

そのようなお客様との関係を深めるアクションの事例をピックアップします。ただピックアップするだけでは、必要な時に取り出せないので、その事例を分類(例えば、見込客向け・再購入者向け・ファン向け、商談/接客・セミナー/イベント・ショウルーム/売場・チラシ/ツール等)し、整理整頓しておきます。

実際にお客様との関係を深める新しいアクションを考える時に、ピックアップした事例を参考に自社でアレンジすることで、何もない状態で考えるよりも、短時間でしかも精度の高い新しいアクションを考え出すことができます。

つまり、「“事例のピックアップ→整理整頓→自社アレンジ”の発想法」です。事例を日々ピックアップしていく方法なので、着々と、地味に、着実に実施していく方法です。

「“事例のピックアップ→整理整頓→自社アレンジ”の発想法」の大切なポイント

集める事例は、同業種・同業界・競合店だけでなく、他業種・他業界の事例もピックアップすることがポイントです。同業界・同業種・競合店の枠中で考えると、新しいアイデアにならないことが多いからです。

他業種・他業界の事例もピックアップすることで、「他業種・他業界で実施されているノウハウを学んで、自社のアクションにアレンジして活用する=業種横断発想」という新しい発想を持つことができます。その発想が、マンネリ化を防いでくれます。

ポイント

●皆さんの会社/店舗では、どのように新しいアクションを考えていますか?
「“事例のピックアップ→整理整頓→自社アレンジ”の発想法」で考えてみましょう!