関係を深める活動の新しいメリット、波及効果

お客様と関係を深めるアクションがつくり出す未来とは?

お客様と関係を深めるアクションが、お届けできる未来

プロの小ワザ コラム「カンタン!マーケティング初級講座」、いよいよ今回が最終回になりました。最後はちょっと話しを広げまして、お客様と関係を深めるアクションが現場に根付いた暁にはどんなメリットがあるのか、どんな波及効果があるのかをお話したいと思っています。

お客様と関係を深めるアクションの新しいメリット(→若い営業員の原動力に!)

第1回のコラムで、商品/サービスの品質の差が少ない今の日本では、お客様と関係を深めるアクションが大切になることをお話しました。もう一つ、今の日本を考える上で重要な視点があります。それは、現場の第一線で働いている人の多くが、バブル崩壊後に入社した若い営業員であること(30代後半より若い営業員)です。
多くの若い営業員に、いかに仕事に熱心に取り組んでもらうかが、会社/店舗にとってとても大切です。では、若い営業員が、仕事に熱心に取り組む原動力とは、何でしょうか?
1番は「お客様の喜び」です。会社/店舗の「売上/利益」は2番目です。最近の若い人は、企業/店舗の利益/成長よりも、社会貢献に対する想いを強く持っているといわれているからです。
お客様と関係を深めるアクションが現場に根付くと、お客様が喜ぶことが増えます。若い営業員が関心を持っている社会貢献が、自分が働いている現場で実現できるのです。お客様と関係を深めるアクションは、これから第一線で働く若い営業員が仕事に熱心に取り組む原動力になっていきます。

お客様と関係を深めるアクションの波及効果(→深いモチベーションアップに!)

お客様と関係を深めるアクションが現場に根付くと、数ヶ月・数年・数十年とお付き合いする固定客が増えていきます。そうなると、頼りにしてくれるお客様が増える、売る側と買う側の立場を超えた信頼関係を築くことができるお客様が増える、自分のファンが増えることになります。自分を必要としてくれるお客様が増えれば、営業員の深いモチベーションに繋がります。
過去のコラムで「お客様が喜んだ場面をみんなで共有する」として、主に自店/自社の範囲内でできるモチベーションアップに触れましたが、今回はもっと深いモチベーションのことです。

ポイント

●お客様と関係を深めるアクションは、これから現場の第一線を担う営業員の仕事の原動力に、そして深いモチベーションアップに繋がります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしています。