手動面内ムラ調整

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出力イメージの濃度ムラを手動で調整する方法について説明します。

補足
  • 面内ムラ調整で出力する用紙もプリントページ数にカウントされます。

  • IC Card Gateなどのカード認証機器を使用している場合、補正用チャートの出力や読み込み時に、カード認証が必要となる場合があります。

面内ムラ調整の設定

出力イメージの濃度ムラを調整する手順は次のとおりです。

  1. トレイに用紙をセットします。

  2. 〈認証〉ボタンを押して、機械管理者モードに入ります。

  3. メニュー画面の[仕様設定/登録]を押します。

  4. [仕様設定]>[共通設定]>[保守]を押します。

  5. [面内ムラ調整]を選択します。



    補足
    • [▲]を押して前画面、[▼]を押して次画面を表示できます。

  6. [手動面内ムラ調整]を選択します。

  7. 手順1で用紙をセットしたトレイを選択し、[プリント開始]を押します。



    • カバレッジ1、2
      出力サンプルにプリントする濃度を、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色ごとに、2種類設定できます。

    • フルカラー/単色
      全ての色の濃度とバランスを確認するときは[フルカラー]を選択し、特定の色に限定して濃度を確認するときは[単色]を選択します。
      [単色]を選択した場合は、プリントする色を[イエロー]、[マゼンタ]、[シアン]、[ブラック]から選択してください。

    • 用紙選択
      濃度を調整したい用紙がセットされたトレイを選択します。

  8. [確認]を押します。

  9. 出力サンプルを確認し、ムラが発生している場合は、濃度を調整します。



    • [イエロー]、[マゼンタ]、[シアン]、[ブラック]から調整する色を選択します。

    • 出力サンプルの状態に応じて、形状、レベル、傾きを設定します。

    • 形状
      出力サンプルへの濃度分布調整量を形状1~10のうちから選択します。

      参照
      • 形状については、「形状一覧」を参照してください。

    • レベル
      出力サンプルの濃度差のレベルを1~9のうちから選択します。レベル1は調整量が無いことを表し、値が大きいほど調整量が大きいことを表します。

    • 傾き
      出力サンプルに対して、濃度分布を次のように調整します。調整量を-17~17の範囲で設定します。
      値が大きいほど調整量が大きいことを表します。



      補足
      • 濃度分布がこれらのパターンとは異なるときは、[形状]、[レベル]を使用して調整してください。

  10. 調整後、再度[プリント開始]で出力サンプルをプリントし、調整結果を確認します。

  11. 必要があれば、もう一度、調整し直します。

  12. [決定]を押します。

  13. [閉じる]を押します。


形状一覧

次の表を参照して、形状を選択してください。