IODATA製セキュリティUSBメモリーの使用時、エラーが表示されて使用できない。

登録日: 2022年2月16日
最終更新日: 2024年2月7日
コンテンツID: 00034

回答

IODATA 製のセキュリティ USB メモリーをご使用の際、ENS の適応脅威対策機能が動作をブロックする可能性がございます。
ENS 適応脅威対策機能の影響か確認し、除外設定による回避策をご検討ください。

ENSの影響か確認する

  1. クライアント PC で ENS を起動します。
    ・スタートメニューのアプリ一覧から「Trellix Endpoint Security」を起動する。
    ・通知領域の Trellix Enterprise アイコンをクリックし、表示メニューから「Trellix Endpoint Security」をクリックする。
  2. 「Trellix Endpoint Security」画面が起動したら、右上のオプションメニューボタン[V]をクリックし、[設定]を選択します。
  3. 画面左側の「適応脅威対策」を選択して、設定項目最上部「適応脅威対策を有効にする」のチェックを OFF にします、
  4. 画面上部の[適用]をクリックします。
    少し待つと設定画面が閉じ、ステータスの画面で「適応脅威対策」が「無効」になったことが確認できます。
  5. IODATA製セキュリティUSBメモリ―の使用をお試しいただき、事象が解消したか確認します。
    ・解消した:ENS 適応脅威対策機能により、セキュリティUSBメモリ―の動作がブロックされています。
    ・解消しない:ENS の他の機能もしくは ENS 以外の影響による可能性が高いです。
  6. 再度、画面右上のオプションメニューボタン[V]をクリックし、[設定]を選択します。
  7. 画面左側の「適応脅威対策」を選択して、設定項目最上部「適応脅威対策を有効にする」のチェックを ON に戻し[適用]をクリックします。
    少し待つと設定画面が閉じ、ステータスの画面で「適応脅威対策」が「有効」に戻ったことが確認できます。       

手順5で事象が解消した場合は、次の「除外設定を行う」へお進みください。

除外設定を行う

  1. Trellix ePO-SaaS(管理コンソール)にサインインします。
    https://auth.ui.trellix.com/
    ※英語など日本語以外の言語表示の場合は、画面左下の地球マークをクリックして、言語を切り替えてください。
  2. 画面左上のメニューボタン[三]から「システムツリー」をクリックし、システムツリー画面を開きます。
  3. 画面左側から設定を行うサブグループ選択し、[ポリシー]タブをクリックします。
  4. 「製品」のプルダウンを「すべて」から「Endpoint Security Threat Prevention」に選択し直し、
    カテゴリ列「オンアクセススキャン」行の一番右側にある「割り当てを編集」をクリックします。
    ※「オプション」の右側が「Trellix Default」ではない場合、既にポリシーを作成済みです。
     作成済みのポリシー名をクリックして手順 7 にお進みください。
  5. 「継承元」で「継承を無効にし、以下のポリシーおよび設定を割り当てます」のチェックを ON にし、
    「割り当てられたポリシー」で「ポリシーの編集」をクリックします。
    ※「~続行しますか?」のメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。
  6. 画面右下の[複製]をクリックし、「既存ポリシーの複製」画面で「名前」と「説明」を入力し[OK]をクリックします。
    ・名前:任意の名前を入力します。※必須入力欄 例)Trellix Default (IODATA)
    ・説明:任意の説明を入力します。
  7. 画面が更新されて設定の編集が可能になったら、画面左上の[詳細を表示]をクリックします。
  8. 「プロセスの設定」の下部にある「除外対象」の[追加]ボタンをクリックします。
  9. 設定画面が表示されるので、「ファイル名またはパス」に「**\Start.exe」を入力し[保存]をクリックします。
  10. 再度「除外対象」の[追加]ボタンをクリックし、「ファイル名またはパス」に「**SUGate4.exe」を入力し[保存]をクリックします。
  11. 画面右下の「保存」をクリックします。
    ※手順 4 で既にポリシーを作成済みだった場合、手順 13 にお進みください。
  12. 「割り当てられたポリシー」が、手順 6 で設定したポリシー名になっていることを確認し、画面右下の[保存]をクリックします。
  13. [ポリシー]タブを選択した画面に戻りますので、左隣りの[システム]タブをクリックします。
  14. 選択しているサブグループに所属するシステム名が一覧表示されます。
  15. 「システム名」の左にあるチェックボックスを ON にして、画面下部の[エージェントウェークアップ]をクリックします。
  16. ポリシー変更が各システムへ配布されますので、適用までしばらくお待ちください。

補足

  • IODATA 製以外のセキュリティ機能付きUSBメモリ―でも、同様の事象が発生する可能性があります。
  • この情報によってお客様の問題や疑問は解決しましたか?

    設問への回答

    注記1:ファイルの添付、半角カタカナおよび半角カナ記号、HTMLタグはご使用いただけません
    注記2:全角1,000文字以内で入力してください。
    注記3:こちらフォームからのお問い合わせには、回答することができません。
                    要望への対応はお約束できかねますので、ご了承ください。