ウイルス対策ソフトウエアを使用している環境にApeosWare Management Suiteをインストールする場合の注意事項について教えてください。

回答

ウイルス対策ソフトウエアを使用している環境にApeosWare Management Suiteをインストールする場合は、ウイルス対策ソフトウエアの機能を停止してからインストールしてください。インストール完了後はウイルススキャンの除外対象を設定してください。

インストールと設定の手順は、次のとおりです。

  1. ウイルス対策ソフトウエアの機能を停止します。
  2. ApeosWare Management Suiteをインストールします。
  3. ウイルス対策ソフトウエアの機能を再開します。
  4. 次のフォルダーを、ウイルススキャンの除外対象に設定します。
    パスは、初期設定のままインストールした場合の例です。
    32ビット版OSの場合は、フォルダー名に「(x86)」はありません。
インストールフォルダー

C:\Program Files (x86)\Fuji Xerox\ApeosWare MS 2

データ格納先フォルダー

C:\Fuji Xerox\ApeosWare MS 2\Data

データ格納先フォルダー(前バージョン互換用)

C:\Fuji Xerox\ApeosWare_MS\Data

SQL物理ファイルフォルダー (Flow Management Option用)

オールインワン構成の場合

SQL Server 2012を利用している場合

{SQL Serverのインストール先}\MSSQL11.FXAW\MSSQL\DATA
例: C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL11.FXAW\MSSQL\DATA

SQL Server 2014を利用している場合

{SQL Serverのインストール先}\MSSQL12.FXAW\MSSQL\DATA
例: C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL12.FXAW\MSSQL\DATA

SQL Server 2016を利用している場合

{SQL Serverのインストール先}\MSSQL13.FXAW\MSSQL\DATA
例: C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL13.FXAW\MSSQL\DATA

64ビット版OSに64ビット版のSQL Serverをインストールして利用する場合は、フォルダー名に「(x86)」はありません。

分散構成の場合

{Flow Management Optionのインストール先}\db
例: C:\Program Files (x86)\Fuji Xerox\ApeosWare MS 2\db

Flow Management Optionとスキャン設定の共有フォルダー

SQL Server 一時データベース

SQL Server 2012を利用している場合

C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL11.FXAW\MSSQL\DATA

SQL Server 2014を利用している場合

C:\Program Files (x86)\Microsoft SQL Server\MSSQL12.FXAW\MSSQL\DATA

SQL Server 2016を利用している場合

C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL13.FXAW\MSSQL\DATA

64ビット版OSに64ビット版のSQL Serverをインストールして利用する場合は、フォルダー名に「(x86)」はありません。

ASP.NET

C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\Temporary ASP.NET Files
C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v4.0.30319\Temporary ASP.NET Files

システム監査メール通知のフォルダ

ウイルス対策ソフトで、メールの送信をブロックするように設定されている場合、監査結果のメールが届かない場合があります。
ウイルス対策ソフト側で、メール送信をブロックする設定から次のファイルが除外されるように設定してください。

オールインワン構成の場合

{インストール先フォルダー}\Image Log Management\awilm-services\awilm-core\bin\AWILCoreService.exe
例:C: \Program Files\FUJIFILM\ApeosWare MS\Image Log Management\awilm-services\awilm-core\bin\AWILCoreService.exe

{インストール先フォルダー}\WinSvc\Mon\bin\MonSvc.exe
例:C: \Program Files\FUJIFILM\ApeosWare MS\WinSvc\Mon\bin\MonSvc.exe