異なるバージョンで作成したDocuWorks文書の互換性について

登録日: 2025年4月1日
最終更新日: 2025年4月1日
コンテンツID: 00126

DocuWorks 10

バージョン間のDocuWorks文書の互換について解説します。

DocuWorksにおいて、文書バージョンより低いDocuWorksの商品バージョンでは、 その文書の閲覧(表示)もしくは編集に支障が発生することがあります。
(例)DocuWorks Ver.8文書は、DocuWorks 8以降のバージョンで閲覧・編集が可能ですが、DocuWorks 7以下では閲覧・編集ができません。

DocuWorksの特定の機能を利用すると文書バージョンが更新され、上位のバージョンになることがあります。各バージョンのDocuWorksでどのような機能を利用すると文書バージョンがどのように変更されるかの関係が以下の表になります。

  • 注記各機能の使い方に関してはDocuWorksのヘルプをご参照ください。

なお、以下の表にない操作によっては、Ver. 5、Ver. 6、Ver. 7 バージョンの文書が作成されることもございますが、DocuWorks 7以降では全て閲覧可能です。

DocuWorks文書のバージョンは、DocuWorks DeskにおいてDocuWorks文書を選択した際のDesk下部の表示、または、DocuWorks文書のプロパティ画面の「種類」から確認可能です。

文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1 DocuWorks 10
Ver. 4 ~ Ver. 7
生成方法、生成文書 文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1 DocuWorks 10
DocuWorks 8で作成した文書
(下記を除く)
Ver. 4 ~ Ver. 7
パスワードによるセキュリティ(256bit V8以降)
または、電子証明書によるセキュリティー(256bit V8以降)
を設定した文書
Ver. 8 ×
DocuWorks入れ物ファイル Ver. 8 ×
生成方法、生成文書 文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1 DocuWorks 10
DocuWorks 9 、DocuWorks 9.1 で作成した文書
(下記を除く)注1
Ver. 4 ~ Ver. 7
パスワードによるセキュリティ(256bit V8以降)
または、電子証明書によるセキュリティー(256bit V8以降)
を設定した文書
Ver. 8 ×
DocuWorks入れ物ファイル Ver. 8 ×
フォントを埋め込んだ文書注2 Ver. 7 注3 注3
生成方法、生成文書 文書バージョン 閲覧および編集を行うDocuWorksのバージョン
DocuWorks 7以前 DocuWorks 8 DocuWorks 9 DocuWorks 9.1 DocuWorks 10
DocuWorks 10で作成した文書
(下記を除く)注1
Ver. 4 ~ Ver. 7
パスワードによるセキュリティ(256bit V8以降)
または、電子証明書によるセキュリティー(256bit V8以降)
を設定した文書
Ver. 8 ×
DocuWorks入れ物ファイル Ver. 8 ×
フォントを埋め込んだ文書注2 Ver. 7 注3 注3
高圧縮DocuWorks文書 Ver. 9 × 注4 注4
  • 注記1DocuWorks 9、DocuWorks 9.1またはDocuWorks 10で作成したテキスト情報を持つDocuWorks文書は、必ずUnicodeで保存されるため、Ver. 7文書になります。
  • 注記2DocuWorks文書にフォントを埋め込む方法は、DocuWorks文書でサポートしているフォント についてをごらんください。
  • 注記3閲覧・編集は可能ですが、埋め込んだフォントが利用されないためフォントの再現性がDocuWorks 9と比べて低下します。
  • 注記4DocuWorks 8.0.13 以降 / 9.0.11 以降で閲覧可能です。