登録日: 2025年4月1日
最終更新日: 2025年4月14日
コンテンツID: 00649
対象環境
DocuWorks 10
概要
DocuWorks 9.1、DocuWorks 9、DocuWorks 8のいずれかのバージョンからDocuWorks 10へアップグレードする操作手順について説明します。
- 注記DocuWorks 10はオールインワンモデルです。
DocuWorks 10をインストールすると、DocuWorks トレイ機能、文書情報エントリー機能もご利用いただけます。
また、下記のオプションソフトウェアをご利用いただいている環境では、DocuWowrks 10にアップグレードする際、DocuWorksに加え、オプションソフトウェアも自動でアンインストールされます。
- DocuWorks トレイ 2
- DocuWorks 文書情報エントリー 2
- DocuWorks ドキュメントトレイオプション
- DocuWorks 文書情報エントリー
- 注記アップグレードは有償です。DocuWorks 10の購入が必要です。
ただし、ライセンスを購入されていない場合でも、体験版として60日間利用することができます。
事前準備
シリアル番号の確認
- 現在利用しているDocuWorksのシリアル番号を控えておいてください。
DocuWorks トレイ 2、DocuWorks 文書情報エントリー 2をご利用の場合はそのシリアル番号もお控えください。
アップグレード版のインストール時に、アップグレード前に利用していたDocuWorksのシリアル番号が必須です。シリアル番号がない場合は、インストールできませんのでご注意ください。パソコン入れ替えなどで今後も必要になるケースがありますので、アップグレード前に利用していたバージョンのシリアル番号(商品に同梱されているライセンス証書)を大切に保管いただきますようお願いします。
シリアル番号の確認方法は以下のページをごらんください。 - 購入いただいたDocuWorks 10のシリアル番号をお手元にご用意ください。
- 注記体験版としてインストールする場合、DocuWorks 10のシリアル番号は不要です。
次のサイトをご確認ください。
- DocuWorks Desk、DocuWorks Viewer、DocuWorksトレイなど、DocuWorks関連のアプリケーションをすべて終了してください。
- 注記DocuWorks トレイ 2を終了する方法
パソコンのタスクバーの右下の^(隠れているインジケーターを表示します)>トレイ管理アイコンを右クリック>「終了」
- 注記DocuWorks トレイ 2を終了する方法
アップグレードインストールを実施する
1. DocuWorks 10をインストールする
DocuWorks 10のインストーラは、会員制のポータルサイト「富士フイルムBIダイレクト」からダウンロード提供しています。
- 注記富士フイルムBIダイレクトのユーザー登録を行っていない場合は、次のサイトより、新規ユーザー登録を実施ください。
富士フイルムBIダイレクトへログインし、ご利用の商品形態に応じたインストーラをダウンロードしてください。
DocuWorks 10の新規インストールを実行すると、アップグレードインストール(上書きインストール)が行われます。
現在インストールされているDocuWorksは自動的にライセンスの解除とアンインストールが行われ、その後DocuWorks 10がインストールされます。
- 注記DocuWorks 10のライセンスをお持ちでないままインストールをすすめた場合は、体験版としてインストールされます。(ライセンス認証版の場合)
- 注記オフライン環境の場合、旧バージョンのライセンス認証解除処理ができないことがあります。
その場合、事前準備「オフライン環境でご利用の方」にあるとおり、インストール前にファイルを使用してライセンス認証解除作業を実施いただく必要があります。
操作手順は以下のページをごらんください。
- 注記アップグレード時のDocuWorks 10のインストール先(標準設定)は、現在インストールされているDocuWorksと同様です。
- 注記同じパソコンで以前と同じ設定(標準設定)でインストールをするとデータが引き継がれます。データが格納されているフォルダは消えません。
参考:以前のバージョンのDocuWorksに戻す場合について
DocuWorks 10を体験版として利用し、試用期間が終了した場合など、以前のバージョンのDocuWorksをインストールする場合は、以下の手順を実施します。
1.DocuWorks 10をアンインストールする
Windowsのスタートを右クリック>インストールされているアプリより、「FUJIFILM DocuWorks 10」を選択してアンインストールする
- 注記旧バージョンでDocuWorks トレイ機能、文書情報エントリー機能をご利用される方は、以前のバージョンをインストール後、DocuWorks トレイ 2、DocuWorks 文書情報エントリー 2をそれぞれ個別にインストールしてください。
2.以前のバージョンのDocuWorksおよび関連ソフトウェアをインストールする
インストールの操作手順については、以下の案内を参照してください。
DocuWorks 9.1
DocuWorks 9以前
以前のバージョンのDocuWorks のインストール完了後、ユーザー個別設定を実施してください。
3. DocuWorks 9またはDocuWorks 8をインストールした場合の設定情報の反映
3-a.以前のバージョンのDocuWorks設定情報を復元する(設定のインポート)
「データのバックアップ」で保存したxcmファイルをインポートします。インポートするにあたり、DocuWorks Desk、DocuWorks Viewerをすべて閉じます。
- インポートするファイル(.xcmファイル)をダブルクリックし、「DocuWorks設定のインポート」ウインドウで、「全選択」をクリックし、右下にある「詳細設定」をクリックする
「元の設定情報を削除してからインポートする」枠内の、以下の3つのチェックボックスにチェックし「OK」をクリックする
- Deskツールバーの設定情報を削除する
- Viewerアノテーションツールバーの設定情報を削除する
- Deskリンクフォルダの設定情報を削除する
- 注記この作業により、ツールバー等が重複するのを防ぎます。
- 「インポート」をクリックし、「DocuWorksの設定情報をインポートしてよろしいですか?」の画面で「OK」をクリックしてインポート完了する。
DocuWorks Deskを起動し、ユーザーフォルダやツールバーなどの設定に問題ないことを確認してください。以上でインストール作業が完了します。
- 注記インポートするファイルは、インストールされている環境と同じバージョンでエクスポートしたファイルを利用してください。
DocuWorks 10でエクスポートしたファイルをDocuWorks 9.1(バージョン:9.1.1以前)またはそれ以前のバージョンにインポートしても設定は反映されません。
3-b.ユーザー個別設定の修復を実施する
ユーザー個別設定完了後、DocuWorks Deskを起動すると、ツールバーやお仕事バーが表示されていない場合があります。その場合は初期設定に戻すため以下の手順に従ってユーザー個別設定の修復を実施します。
- Windowsの[スタート]>[FUJIFILM DocuWorks]>[DocuWorks ユーザー個別設定]画面を起動して、[設定の修復]を選択し、[次へ]をクリックする
- [設定方法の選択]画面で[カスタム設定]を選択し、[次へ]をクリックする
- [Deskフォルダの設定]画面、[一時ファイル用フォルダの設定]画面に続き、[Desk設定情報の継承]画面で[継続して使用する]の選択を解除して[次へ]をクリックする
- そのまま[次へ]で進み、[設定内容の確認]画面を確認し、[次へ]をクリックする
- 「ユーザー個別設定の処理が完了しました。」と表示されるので[閉じる]ボタンをクリックして完了させます。
DocuWorks Deskを起動し、ユーザーフォルダやツールバーなどの設定に問題ないことを確認してください。 以上でインストール作業が完了します。