「ご近所Desk」機能のしくみや公開される情報について

登録日: 2017年3月31日
最終更新日: 2017年3月31日
コンテンツID: 00455

DocuWorks 8

ご近所Deskでは、同じサブネットワークにつながっているPCで起動しているDocuWorks Deskどうしで通信を行います。ルーター等を介した他のサブネットワークとは通信しません。通信は暗号化されていて、他のソフトなどから情報を読まれることはありません。

ユーザー操作により「自分の机」や「持ち寄りテーブル」に追加したファイルのみが公開されます。それ以外のファイルが公開されることはありません。

お近所Desk機能の概要の画像

ご近所Desk機能を停止した状態では、他のPCに情報が公開されることはありません。次のいずれかの方法でご近所Desk機能を停止することができます。

  1. ご近所Deskの最上位のフォルダーのメニューで「通信を停止」を実行する
  2. DocuWorksの設定内の連携フォルダの設定で「ご近所Desk」のチェックを外す
  3. Windowsファイヤーウォールの設定で「DocuWorks Desk」をブロックする指定をする

「自分の机」や「持ち寄りテーブル」にあるファイルはすべて公開されます。DocuWorksファイルの場合は個別にセキュリティーをかければ、開けるユーザーを限定することができます。

通信先のユーザーやPCを指定して、公開をする/しないの指定をする機能はありません。

ご近所Desk機能の制御・ファイル別の制御の画像

ご近所Deskは、同じサブネットワークに接続しているPCの間で、Deskのワークスペース部を簡単に共有するための機能です。ご近所Desk機能を動作させているユーザー同士の間で、互いが公開している文書を参照できます。
ご近所Deskは、フォルダー部の[ご近所]から使用します。
ご近所Deskでは、「自分の机」、「ご近所の机」、「持ち寄りテーブル」という道具を使い、ワークスペース部を共有します。

  • 「自分の机」:ほかのユーザーに公開する机(ワークスペース部)です。
  • 「ご近所の机」:同じサブネットワーク上で、公開されている机(ワークスペース部)です。
  • 「持ち寄りテーブル」:同じサブネットワーク上で、複数のユーザーが文書を公開できるテーブル(ワークスペース部)です。

ユーザー間では、文書ページ数/ページサイズ/サムネール画像などの情報のみが共有され、明示的にご近所の机にコピーする、自分の机にコピーする操作を行うことで、文書ファイルを取得します。

  • ネットワークは、IPv4でTCP/UDP 52013を利用します。同一のサブネット内(UDPブロードキャストが届く範囲)でのみ利用が可能です。IPv6のみの環境では利用できません。
  • 同時に通信を行える相手は最大20です。同一ネットワーク上に21以上のご近所Deskが存在する場合には、通信状況を判断して表示するご近所Deskを自動的に決定します。
  • ご近所の机で「優先して通信」を選択することで、相手Deskを優先的に表示します。
  • 表示するDeskの対称性(自分が見えている机は相手からも見えている)は必ず保たれます。
  • 自分のDeskが起動している間だけ、相手に自分の机が表示されます。
  • ご近所Deskの机は編集することはできません。
  • ご近所Desk間の通信は、独自に暗号化されています。
  • [DocuWorks Deskの設定]ダイアログの[連携フォルダ]タブで[連携フォルダ内のサブフォルダーを表示する]チェックボックスがオフのときは、「自分の机」「ご近所の机」「持ち寄りテーブル」の各フォルダーのアイコンは表示されません。
  • 一度にファイルの送受信ができる数は5ファイルです。
  • フォルダーを自分の机、ご近所の机、持ち寄りテーブルにおくことはできません。