DocuWorks Viewerの基本構成

DocuWorks Viewerの起動方法と、DocuWorks Viewerのウィンドウ各部の名称・機能を説明します。

DocuWorks Viewerを起動する/終了する

DocuWorks DeskにあるDocuWorks文書やバインダーを開くと、DocuWorks Viewerが起動します。[図1]

Viewerメニューの[ファイル]→[DocuWorks Viewerの終了]で、DocuWorks Viewerが終了します。また[DocuWorks Viewer]ウィンドウの右上の[×]ボタンをクリックでも終了します。

DocuWorks Viewerの各部の名称

[図1]
  1. 標準ツールバー
    よく使う機能を実行するボタンです。
    1. 上書き保存
    2. 印刷
    3. 右90度回転
    4. インフォビューを表示
    5. ふでばこの表示/非表示
    6. スクロールモード
      - カーソルが手の形になり、ドラッグ操作でページをスクロールできます。
    7. マルチモード
      - テキストや範囲を選択できます。
    8. アノテーション表示/非表示
    9. 部分イメージコピー
    10. ノイズ除去(ふつう)
  2. 検索ツールバー
    DocuWorks文書内の文字列を検索します。
  3. 表示倍率ツールバー
    ページの表示倍率を変更するボタンです。
  4. ページめくりツールバー
    ページをめくるボタンです。
  5. アノテーションツールバー
    アノテーションを貼り付けるボタンの集まりです。
  6. インフォビュー
    DocuWorks文書やバインダーのさまざまな情報を確認や操作ができます。
  7. 属性変更ツールバー
    アノテーションの色、大きさなどを変更するボタンの集まりです。
  8. 表示形式切替えボタン
    表示形式を変更できます。
  9. ステータスバー
    メッセージ、ページ番号などが表示されます。

Viewerの表示形式を切り替える

Viewerメニューの[表示]→[表示形式]から選択します。

Viewer画面左下にあるステータスバーの左側にあるボタンでも、表示形式を切り替えることができます。[図2]

[図2]
  1. フルスクリーン表示
  2. 文書表示
  3. 一覧. 文書表示
  4. 一覧表示
  5. 文書分割表示
  6. プロファイル表示
  7. 連続ページ表示で見る

Viewerの表示形式の種類

[図3]

(1) フルスクリーン表示

ステータスバーの(1)フルスクリーン表示ボタンを押します。DocuWorks文書をページごとに画面全体に拡大して表示します。DocuWorks文書でプレゼンテーションしたいときに便利です。[図3]

次のいずれかの方法で元の表示形式に戻ります。

  • 〈Esc〉キーを押します。
  • 最終ページで〈Enter〉キーを押します。または、ページ上でクリックします。
  • 1ページ目で〈Shift〉+〈Enter〉キーを押します。または〈Shift〉キーを押しながらページ上でクリックします。
[図4]

(2) 文書表示

ステータスバーの(2)文書表示ボタンを押します。Viewerの標準の表示形式です。[図4]

ページ全体を閲覧・編集したいときに便利です。

[図5]

(3) 一覧 - 文書表示

ステータスバーの(3)一覧. 文書表示ボタンを押します。ウィンドウを上下または左右に分割して、一覧表示と文書表示を組み合わせて表示できる形式です。ビューの境界線をドラッグしても切替えられます。[図5]

ページ全体の構成をみながら、閲覧・編集したいときに便利です。

[図6]

(4) 一覧表示

ステータスバーの(4)一覧表示ボタンを押します。DocuWorks文書を一覧で表示する形式です。[図6]

文書の並び替えをするときに便利です。

[図7]

(5) 文書分割表示

ステータスバーの(5)文書分割表示ボタンを押します。ウィンドウを上下または左右に分割して、両方を文書表示状態にすることができます。[図7]

同じ文書内で異なるページを表示したり、同じページを全体表示と部分拡大で表示したり利用できます。

[図8]

(6) プロファイル表示

ステータスバーの(6)プロファイル表示ボタンを押します。DocuWorks文書にオリジナルデータが添付してあるものをアイコンの形で表示します。[図8]

オリジナルデータを取り出したいときなどに便利です。

[図9]

(7) 連続ページ表示

ステータスバーの(7)連続ページ表示ボタンを押します。文書がページを直線的に並べて表示する「連続ページ表示」で表示されます。[図9]

マウス操作でページをスクロールしながら確認したい時などに利用します。

[図10]

(8) 連続ページ表示で見開き表示

連続ページ表示の場合、さらに文書を見開きで表示することができます。[図10]

Viewerメニューの[表示]→[表示形式]→[見開きで見る]を選択します。

またViewerメニューの[表示]→[表示形式]→[ページの綴じ方]から[左綴じ]または[右綴じ]を選択できます。

[図11]

(9) ページビューワー表示

Viewerメニューの[表示]→[表示形式]→[ページビューワー]を選択します。

注記:ステータスバーにボタンはありません。

ページのイメージを表示し、回転、拡大、縮小をします。スタンプや付箋などのアノテーションが貼ってある文書やセキュリティが設定された保護文書、DocuWorksの署名文書なども回転や拡大/縮小して表示することができます。[図11]

Viewerのカーソルモードを変更する

Viewer画面で表示モードを切り替えて使うことができます。

[図12]

Viewerメニューの[表示]から選択します。[図12]

  1. ポインティングモード
  2. スクロールモード
  3. テキスト選択モード
  4. マルチモード

Viewer上部の標準ツールバーにある[スクロールモード]および[マルチモード]を選択して変更することもできます。[図13]

標準ツールバー

[図13]

Viewerのカーソルモードの種類

(1) ポインティングモード

カーソルが矢印の形になり、ページ内のアノテーションの選択や、編集ができます。

(2) スクロールモード

カーソルが手の形になり、ドラッグ操作でページをスクロールできます。

(3) テキスト選択モード

カーソルが「+A」の形になり、テキストが選択できます。

(4) マルチモード

カーソルがテキストのない部分にあるときは、ポインティングモードと同じ動作になります。
カーソルがテキストの上にあるときは、テキスト選択モードと同じ動作になります。
マウスの右ボタンを押しながらドラッグするとスクロールモードと同じ動作になります。