DocuWorksには[DocuWorks電子印鑑]と[電子証明書]を利用した署名とセキュリティ機能がありますが、これらのしくみの違いや使い分けについて教えてください(Ver. 5.0,Ver. 6.x,Ver. 7.x,Ver. 8)。

回答

【対象環境】DocuWorks 

[DocuWorks電子印鑑]と[電子証明書]について解説します。
1) DocuWorks電子印鑑は、認証機関によって発行された電子証明書を利用しないDocuWorks独自の署名・セキュリティ機能で、非対称アルゴリズムによる公開鍵暗号方式を使用しています。同じ部署やグループ内だけで配布したい文書の保護や、社内の報告書の承認や稟議書の合議決裁などのワークフロー業務をDocuWorksをお使いのユーザー同士で簡単に実現できます。

2) 電子証明書は、認証局(CA)が発行する電子証明書を使って、文書に署名とセキュリティの設定を行うため、あらかじめ認証局からユーザー個人の証明書と認証局の中間証明書およびルート証明書を入手する必要があります。インターネットを利用して、外部のサーバーや取引業者との情報交換を行う場合の文書保護や、文書の信頼性の確認が必要な場合にご利用いただけます。