ファクスで受信した文書をDocuWorks化してDocuWorks Viewerで傾き補正すると画質が劣化してしまうのですが、回避方法はありますか?
回答
【対象環境】ApeosWare Flow Service 、DocuWorks
標準画質(200dpi×100dpi)で親展ボックスに受信したファクス文書をApeosWare Flow ServiceでDocuWorks文書に変換して、DocuWorks Viewerで傾き補正すると、受信した機器によっては画像に歪みが発生することがあります。これは、縦横の解像度が違う画像を傾き補正したときのDocuWorks Viewerの制限事項となります。監視先がWebDAVプロトコルを利用してアクセスする機器(ApeosPort-III/DocuCentre-III以降)の場合、200dpi×100dpiのままで処理されるためにこのような現象が発生します。監視先がSalutationプロトコルを利用してアクセスする機器(ApeosPort-II/DocuCentre-II以前)の場合は、200dpi×200dpiに変換した後で処理されるのでこの現象は発生しません。現象を回避するには、DocuWorks文書にフォーマット変換する前に、イメージ加工の[解像度を変換する]-[イメージをなめらかにして高解像度化する]を設定してください。この設定をすることで、縦横の解像度が拡大されて同じ(300dpi×300dpi)になるため、現象を回避することができます。ただし、ファイルサイズは大きくなります。