回答
【対象環境】ApeosWare Flow Service、ApeosPort-III / DocuCentre-III以降
<エラー内容>
WebDAVプロトコルで通信する機器(ApeosPort-III / DocuCentre-III以降)の場合、親展ボックスから文書を取得し、ジョブを生成した後で、親展ボックス内の文書削除指示を行います。しかし機器との通信が正常でない場合は、文書削除指示が機器に届かずエラーとなり、エラー通知を設定していた場合は、以下のようなメッセージが通知されます。
エラーメッセージの例
「ApeosPort-III C3305(192.168.96.1)の親展ボックス(200)の文書(999)を削除できませんでした。ネットワークスキャナがみつからないか電源がOFFになっています(PWX_ERROR_SCANNER)。」
このとき、親展ボックス内には文書が残ったままの状態となりますが、ApeosWare Flow Serviceは、内部的にリストを持って、重複して取得しないように制御しています。
しかし、本エラーを検出したApeosWare Flow Serviceサーバーだけが保有している情報のため、以下のように構成を変更する場合には、再度文書を取得してしまいます。
・データ保存フォルダ変更時(変更インストール、アンインストール→インストール)
・複数台構成における、別サーバーへの切り替え時
<対処方法>
文書の重複取得を防ぐため、以下の対応を実施してください。