富士フイルムロジスティックスは、富士フイルムグループの競争力を、「必要なモノを、必要なときに、必要な分だけ、最も合理的な方法でお届けする」というロジスティクス機能の面から支えている、スペシャリストです。
富士フイルムと富士フイルムビジネスイノベーションという、富士フイルムグループを代表する2つの事業会社をはじめ、グループ各社の事業戦略を、ロジスティクス~物流の分野でしっかりと支え、その競争力を高めていくのが私たちの使命です。
一口に物流といっても、その領域は幅広く、多岐にわたります。お客さまのご要望に応じて、「必要なモノを、必要なときに、必要な分だけ」お届けするための配送計画や、それを効率的に実行するための、流通センターでの保管・ピッキング・梱包に関する荷役計画。それらを総合的にマネージするSCM(サプライチェーンマネージメント)や情報システム。そして、すべての領域にわたって展開される、顧客満足度向上へのたゆまざる取り組み……私たち富士フイルムロジスティックスは、「現場での作業管理」から「包括的ネットワーク管理」まで、ロジスティクスに関わる諸機能を高いレベルで統合し、お客さまに最適な物流システム・最適なソリューションを提案し、構築・提供・運用していく、スペシャリスト集団です。
市場環境が日々大きく変化していく中で、富士フイルムグループの物流プロセスを、新しいビジネス環境に即したものへと変革していくことを目指す、富士フイルムロジスティックスでは、富士フイルムグループにおける自らのスタンスを、「事業プロセス合理化とコスト削減でグループに貢献する機能会社」と位置づけています。
私たちは富士フイルムグループの各事業部門や協力会社と一緒になって、「物流プロセスの見える化と共有化」を行い、“どこにムダ・ムラ・ムリがあるのか”を全体最適の観点から洗い出していきます。これによって、保管必要量を最少化・移動必要距離を最短化し、コストの削減と同時にCO2の削減をも実現する「新しい物流プロセス」を構築することをミッションとして、「現場力」「ネットワーク力」「構想力」を日々磨き上げ、コストセンターとしてグループへの物流貢献の道を究めていく所存です。
今後は、これらの「現場力」「ネットワーク力」「構想力」を活用して、富士フイルムグループ内の未受託分野や、中国をはじめとする海外での物流プロセス改革に挑んでいくほか、富士フイルムグループ外の新しい領域でも広く社会と環境のために貢献していけるよう、全力を尽くしてまいります。物流プロセスの絶えざる革新に挑む、私たちの活動に、どうぞご期待ください。
代表取締役社長
三ツ井 忠