このニュースリリースは、報道機関向けに発信している情報です。
富士フイルムメディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川原 芳博)は、手足の保湿ケアに有効な「薬用スキンジェルHA*1」(医薬部外品)を、2024年12月12日から全国の医療施設向けに発売いたします。本製品は、富士フイルムが化粧品の開発で培った技術や、アルコールと銀系材料を組み合わせた「Hydro Ag⁺(ハイドロ エージー プラス)」技術を生かして開発した製品です。保湿成分にこだわり、乾燥を防いでなめらかな肌に導くとともに、殺菌有効成分および抗炎症有効成分配合によって肌荒れ(ひび、あかぎれなど)を防ぎ、健やかに保ちます。
医療分野において、手指衛生は基本的かつ最も重要な感染対策の一つと考えられています。しかし、高頻度の手洗い・手指消毒は、手荒れの原因となってしまいます。手荒れの状態は皮膚のバリアが破綻し、細菌が侵入しやすく、細菌増殖の場となる恐れがあります。米国CDCガイドライン*2では、手指衛生に関して、接触性皮膚炎の発生の抑制のため、医療従事者にハンドローションやハンドクリームを供給すべきと強く勧告しています*3。
また、透析患者のフットケアも非常に重要な処置であり、皮膚の硬化による乾燥が肌荒れの原因にもなっています。手荒れ同様に皮膚のバリアが破綻し、細菌が進入しやすく細菌増殖の場になり、さらに悪化することで皮膚の壊死を起こすリスクがあります。
そこで当社は、手荒れによる院内感染予防に加え、透析患者のフットケアとして、乾燥肌による皮膚硬化の予防に有効なスキンジェルを発売いたします。
今回発売する「薬用スキンジェルHA」は、水溶性ポリマーによる高い保湿性を持つとともに、殺菌有効成分および抗炎症有効成分配合によって肌荒れを防ぎ、手足の保湿ケアに有効です。さらに、オイルフリーかつ、パウダーを配合したジェルタイプで、「べたつき」や「ぬるつき」を大幅に軽減しました。「さらり」とした使用感で、ゴム手袋を挿入しやすく、また、ディスプレーの表面など、機器への油移りが抑制されるため業務もスムーズに行えます。
富士フイルムメディカルは、今後も医療現場のニーズにこたえる幅広い製品・サービスの提供を通じて、さらなる医療の質の向上、人々の健康の維持増進に貢献していきます。
薬用スキンジェルHA(医薬部外品)
オープン価格
有効成分配合によりうるおいを与え、肌のひび・あかぎれを防ぎ、健やかに保ちます。
オイルフリーかつパウダーを配合したジェルタイプのため、「さらり」とした使用感で、業務もスムーズに行えます。
保湿成分配合で、乾燥や肌荒れが気になる足のケアにも有効です。
- 製品形態
500mLポンプ
- 薬機法分類
医薬部外品
- 主成分
- 有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム
- その他の成分:精製水、カルボキシビニルポリマー、濃グリセリン、1,2-ペンタンジオール、フェノキシエタノール、キサンタンガム、塩化セチルピリジニウム、水酸化カリウム、エタノール、架橋型メチルポリシロキサン、メチルポリシロキサン、アロエエキス(2)、アパサイダーC、結晶セルロース、ヒアルロン酸ナトリウム(2)
- 梱包仕様
500g:外箱4本入り
お問い合わせ
富士フイルムメディカル株式会社 メディカルサプライ部