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富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は外科用Cアーム型X線透視診断装置(以下、外科用Cアーム)「FUJIFILM DR CALNEO CROSS Slim(カルネオ クロススリム)(以下、CALNEO CROSS Slim)」を富士フイルムメディカル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川原 芳博)を通じて2026年9月10日より発売します。
外科用Cアーム型X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS Slim」
高齢化の進行などにより、骨粗しょう症による骨折や変形性膝関節症などの運動器疾患を抱える患者が増加するなか、整形外科手術では出血量を抑えるため患部を大きく切開せず、患者への負担が少ない低侵襲治療を選択する傾向にあります。骨折の整復や脊椎の固定術などの整形外科手術は、術中に外科用Cアームを用いて患部の状態をX線透視し、得られた動画を確認しながら行われます。
当社は、整形外科領域を中心とした手術をサポートする外科用Cアーム型軽量X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS(以下、現行機)」を2021年に発売しました。本製品は、軽量かつコンパクトな本体に急速充電リチウムイオンバッテリーを内蔵し、透視画像を確認するための拡張モニター(モニターカート)への画像転送や、足で透視撮影をコントロールするフットスイッチ操作をワイヤレスで行うことができます。また、X線検出部に低線量でも高画質を実現する当社のカセッテサイズデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Flow(カルネオ フロー)」を採用し、3種類のカセッテDR(10×12、14×17、17×17インチ)から手術・手技に応じたサイズを選択して使用できます。これらの特長により、医療現場での効率的な運用に貢献してきました。
今回発売する「CALNEO CROSS Slim」は、現行機で高く評価されている軽量・コンパクト設計やワイヤレス操作などの特長を継承しながら、X線管球部の横幅を現行機比55%と大幅にスリム化し、さらなる軽量を実現した新モデルです*1。これにより、術中のポジショニングの自由度がさらに向上し、手術台などとの干渉を抑えながらスムーズで快適な操作性を可能にします。
富士フイルムは、今後もさまざまな医療現場のニーズにこたえ、医療の質・効率の向上、被検者の負担を軽減し人々の健康維持・増進に貢献していきます。
- *1 Slimタイプは“X線静止画撮影モード”に対応していません。
X線透視診断装置 CALNEO CROSS Slimタイプ
販売名:X線透視診断装置 CALNEO CROSS
医療機器認証番号:303ABBZX00031000
2026年9月10日
X線管部の幅を従来の330mmから180mm(最小部160mm)へスリム化しました。
これにより、手術台などとの干渉を抑えながら装置を配置しやすくなり、術中のポジショニング自由度が向上します。さらに、管球熱容量を現行機比1.5倍の900kHUへ高めることで、透視可能時間の延長を実現します。
CALNEO CROSS Slimと現行機のX線管球部(緑枠)の比較
CALNEO CROSS SlimのX線管球幅の図
本体重量約249kgと軽量・コンパクトを実現。限られた設置スペースでも扱いやすく、開口部83cmの広幅Cアームにより術中のアプローチ性を高めています。さらに、オプション品のフットスイッチやモニターカートと無線接続が可能で、ケーブルを気にすることなく移動・操作できます。
CALNEO CROSS Slimで透視撮影をしている様子
X線検出部のパネルホルダーは自由に着脱でき、3サイズのカセッテDRを使用可能。手術・手技に合わせて最適なサイズを選択でき、さまざまな撮影シーンに対応します。
操作パネルやハンドスイッチなど、高頻度で人の手が触れる部分には、富士フイルムの抗菌コート技術「Hydro Ag+」のコーティングを施しています。清潔かつ衛生的に使用できます*2。
- *2 製品の特性上、その効果を将来的に常に保証するものではありません。
富士フイルムメディカル株式会社
マーケティング部
E-mail:shm-fms-hansoku@fujifilm.com
※ 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。