日本を含む大規模エンタープライズデータセンターでは、企業や個人のクラウドコンピューティング、AI、ビッグデータ、IoT、SNSやゲーム、オンラインショッピングやサブスクリプションサービスの利用拡大により、「ハイパースケール化」が加速しています。
米国のストレージ専門調査会社Horison Information Strategiesでは、データのコストと量が年々増え続ける中で、大規模環境における従来ストレージの課題の深刻化を指摘。その解決策として、より低コストかつ高度なストレージソリューションであるテープストレージを挙げています。世界のハイパースケールデータセンターの実例を紹介しながら、電力消費量などを含むTCO最小化、データ保護効率の最大化といった課題を、具体的にどのように解決すればよいのかを、詳しく解説します。
- ハイパースケールデータセンターとは
- 大規模エンタープライズデータセンターのハイパースケール化‒ 2021年までにHSDCは600カ所以上に
- ハイパースケールデータセンターの特徴
〈ケーススタディ〉最小のTCOの追求
〈ケーススタディ〉データ保護効率の最大化 - 大規模環境におけるハイパースケールストレージの課題の深刻化
〈ケーススタディ〉容量ロードマップの活用 - HSDCの増加に伴い増大するテープの価値
- ハイパースケールで増加する電力消費量の問題