ランサムウエア攻撃とは?
近年のランサムウエア攻撃では、以下の順にランサムウエア被害に合う事例が増加しています
- ① 侵入
- メールやWEBサイト、アプリなどから社内システムに侵入する
- ② 感染
- 社内PCが暗号化やロックされる
- ③ 感染拡大
- 気付かないうちにファイルサーバやバックアップサーバまで全て感染してしまう

ランサムウエア対策における「3-2-1ルール」とは?
ランサムウエア攻撃が増加する中、注目されているのが、データのバックアップにおける「3-2-1ルール」です。
バックアップの「3-2-1ルール」とは、「データ保護のためにデータを少なくとも3つはコピーを作成」し、「データを保管する記録媒体は異なる2種類を採用」し、「コピーの1つはオフサイトに保管(テープなど)する」というルールのことです。

LTOテープストレージの強み
エアギャップ
ネットワークと実データ(LTOテープ)の間に「エアギャップ」が介在することで、感染拡大の蔓延速度を遅延させます。また、感染時にテープの異常挙動などから早期に感染を検知することができます。
高速サーバでバックアップを取っている場合は、気が付かないうちに管理している過去の世代のバックアップデータもすべて感染し復旧ができなくなる可能性が高まります。

追記性
LTOテープは追記型メディアのため、更新したすべてのバージョンをアーカイブします。そのため、確実に感染前のバージョンに戻すことができます。

外部保管(BCP・DR対策)
LTOテープはネットワークから隔離した状態でデータ保管が可能なため、外部保管にも最適です。BCP・DR対策の観点からも、システムやデータとバックアップ媒体を同じ建物ではない、遠隔地に保管する事が望ましいとされており、LTOテープは有効な記録媒体です。

お問い合わせ
製品に関するお問い合わせ・資料請求は、富士フイルム お客様コミュニケーションセンターで承っております。電話またはウェブより、お気軽にお問い合わせください。
受付時間:
月曜日~金曜日 10:00~17:0
- * 土・日・祝日・夏季休業日・年末年始は休業いたします。
- * 富士フイルムグループでは、お客さまからのお問い合わせ内容を正確に把握するために録音させていただくことがあります。